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Degree of Parallelism (7.0 Insert) イベント クラス

更新 : 2006 年 12 月 12 日

Degree of Parallelism (7.0 Insert) イベント クラスは、SQL Server で SELECT、INSERT、UPDATE、または DELETE ステートメントが実行されるたびに発生します。

このイベント クラスをトレースに含めた場合、このイベントが頻繁に発生すると、発生したオーバーヘッドの量によってパフォーマンスが大幅に低下することがあります。オーバーヘッドの発生を最小限に抑えるには、このイベント クラスの使用を、特定の問題を短時間監視するトレースに制限します。

Degree of Parallelism (7.0 Insert) イベント クラスのデータ列

データ列名 データ型 説明 列 ID フィルタの適用

ApplicationName

nvarchar

SQL Server のインスタンスへの接続を作成したクライアント アプリケーションの名前。この列には、プログラムの表示名ではなく、アプリケーションによって渡された値が格納されます。

10

BinaryData

image

次の値に基づいた、処理を完了するために使用される CPU の数。

  • 0x00000000 (直列で実行される直列プラン)
  • 0x01000000 (直列で実行される並列プラン)
  • >= 0x02000000 (並列で実行される並列プラン)

2

不可

ClientProcessID

int

クライアント アプリケーションが実行されているプロセスに対し、ホスト コンピュータが割り当てた ID。クライアントでクライアント プロセス ID が指定されると、このデータ列が作成されます。

9

DatabaseID

int

USE database ステートメントにより指定されたデータベースの ID、または特定のインスタンスに対して USE database ステートメントが発行されていない場合は、既定のデータベースの ID。SQL Server Profiler では、ServerName データ列がトレースでキャプチャされ、そのサーバーが使用可能である場合は、データベースの名前が表示されます。データベースに対応する値は、DB_ID 関数を使用して特定します。

3

DatabaseName

nvarchar

ユーザーのステートメントが実行されているデータベースの名前。

35

Event Class

int

イベントの種類 = 28。

27

不可

EventSequence

int

要求内の特定のイベントのシーケンス。

51

不可

EventSubClass

int

次の値に基づいて、実行されるステートメントを示します。

1 = Select

2 = Insert

3 = Update

4 = Delete

21

不可

HostName

nvarchar

クライアントが実行されているコンピュータの名前。このデータ列には、クライアントがホスト名を指定している場合にデータが格納されます。ホスト名を指定するには、HOST_NAME 関数を使用します。

8

Integer Data

int

ハッシュ、並べ替え、インデックス作成などの操作を実行するためにクエリに与えられた "ワークスペース メモリ" の量 (KB 単位)。このメモリは、実行中に必要に応じて取得されます。

25

IsSystem

int

イベントがシステム プロセスで発生したか、ユーザー プロセスで発生したかを示します。1 = システム、0 = ユーザーです。

60

LoginName

nvarchar

ユーザーのログイン名 (SQL Server セキュリティ ログイン、または DOMAIN\username の形式で表された Windows ログイン資格情報)。

11

LoginSid

image

ログイン ユーザーのセキュリティ ID 番号 (SID)。この情報は、master データベースの syslogins テーブルにあります。各 SID はサーバー上の各ログインに固有です。

41

NTDomainName

nvarchar

ユーザーが所属する Windows ドメイン。

7

NTUserName

nvarchar

Windows のユーザー名。

6

RequestID

int

このクエリを含む要求の ID。

49

ServerName

nvarchar

トレースされている SQL Server のインスタンスの名前。

26

不可

SessionLoginName

nvarchar

セッションを開始したユーザーのログイン名。たとえば、Login1 を使用して SQL Server に接続し、Login2 でステートメントを実行すると、SessionLoginName には Login1 が表示され、LoginName には Login2 が表示されます。この列には、SQL Server ログインと Windows ログインの両方が表示されます。

64

SPID

int

イベントが発生したセッションの ID。

12

StartTime

datetime

イベントの開始時刻 (取得できた場合)。

14

TransactionID

bigint

トランザクションにシステムが割り当てた ID。

4

参照

その他の技術情報

イベントの監視
sp_trace_setevent (Transact-SQL)
INSERT (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2006 年 12 月 12 日

更新内容 :
  • トピックの概要を修正しました。
新しい内容 :
  • BinaryData データ列および EventSubClass データ列の説明に追加説明を行いました。