@@SERVERNAME (Transact-SQL)
SQL Server を実行しているローカル サーバーの名前を返します。
構文
@@SERVERNAME
戻り値の型
nvarchar
解説
サーバー名には、インストール時に SQL Server セットアップ プログラムによってコンピュータ名が設定されます。サーバーの名前を変更するには、sp_addserver を使用し、その後 SQL Server を再起動します。
SQL Server の複数のインスタンスがインストールされている状態で、ローカル サーバー名がセットアップ以降変更されていない場合は、@@SERVERNAME によって次のローカル サーバー名情報が返されます。
インスタンス | サーバー情報 |
---|---|
既定のインスタンス |
'servername' |
名前付きインスタンス |
'servername\instancename' |
フェールオーバー クラスタ インスタンス - 既定のインスタンス |
'virtualservername' |
フェールオーバー クラスタ インスタンス - 名前付きインスタンス |
'virtualservername\instancename' |
@@SERVERNAME 関数が返す文字列と、SERVERPROPERTY 関数の SERVERNAME プロパティが返す文字列は、形式は似ていますが、その情報は異なる可能性があります。SERVERNAME プロパティの場合は、コンピュータのネットワーク名の変更を自動的にレポートします。
これに対して、@@SERVERNAME はこのような変更をレポートしません。@@SERVERNAME は、sp_addserver ストアド プロシージャまたは sp_dropserver ストアド プロシージャを使用して、ローカル サーバー名に加えられた変更をレポートします。
例
次に、@@SERVERNAME
の使用例を示します。
SELECT @@SERVERNAME AS 'Server Name'
次に結果セットの例を示します。
Server Name
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ACCTG
参照
関連項目
構成関数 (Transact-SQL)
SERVERPROPERTY (Transact-SQL)
sp_addserver (Transact-SQL)