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シングル ユーザー モードでの SQL Server の起動

特定の状況では、startup option -m を使用して、Microsoft SQL Server のインスタンスをシングル ユーザー モードで起動する必要が生じる場合があります。たとえば、サーバーの構成オプションを変更したり、破損した master データベースや他のシステム データベースを復旧したりすることがあります。いずれの場合も、SQL Server のインスタンスをシングル ユーザー モードで起動する必要があります。

シングル ユーザー モードで SQL Server のインスタンスを起動する場合は、次の点に注意してください。

  • 1 人のユーザーのみがサーバーに接続できます。
  • CHECKPOINT プロセスは実行されません。既定では、このプロセスは、起動時に自動的に実行されます。
ms188236.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
シングル ユーザー モードの場合、SQL Server のインスタンスに接続する前に SQL Server エージェント サービスを停止してください。そうしないと、SQL Server エージェント サービスによってその接続が使用されるため、SQL Server のインスタンスがブロックされます。

参照

処理手順

SQL Server のインスタンス (sqlservr.exe) を起動する方法

概念

専用管理者接続の使用
allow updates オプション
SQL Server サービスのスタートアップ オプションの使用

その他の技術情報

sqlcmd ユーティリティ
CHECKPOINT (Transact-SQL)
sp_configure (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手