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OR (Transact-SQL)

更新 : 2006 年 4 月 14 日

2 つの条件を結合します。1 つのステートメント内に複数の論理演算子が使われている場合、OR 演算子は AND 演算子の次に評価されます。ただし、かっこを使うと、演算の順序を変更することができます。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

boolean_expression OR boolean_expression

引数

  • boolean_expression
    TRUE、FALSE または、UNKNOWN を返す有効なを指定します。

戻り値の型

Boolean

解説

次の表は、OR 演算子の結果です。

  TRUE FALSE UNKNOWN

TRUE

TRUE

TRUE

TRUE

FALSE

TRUE

FALSE

UNKNOWN

UNKNOWN

TRUE

UNKNOWN

UNKNOWN

戻り値

OR は、いずれかの条件が TRUE の場合に TRUE を返します。

次の例では、vEmployeeDepartmentHistory ビューを使用して、夕方または夜間のシフトで勤務する Quality Assurance の従業員の名前を取得します。かっこを省略した場合、このクエリでは、夕方シフトで勤務する Quality Assurance の従業員と、夜間シフトで勤務するすべての従業員が返されます。

USE AdventureWorks
GO
SELECT FirstName, LastName, Shift 
FROM HumanResources.vEmployeeDepartmentHistory
WHERE Department = 'Quality Assurance'
   AND (Shift = 'Evening' OR Shift = 'Night')

以下に結果セットを示します。

FirstName    LastName         Shift
------------ ---------------- -------
Andreas      Berglund         Evening
Sootha       Charncherngkha   Night

参照

関連項目

式 (Transact-SQL)
関数 (Transact-SQL)
演算子 (Transact-SQL)
SELECT (Transact-SQL)
WHERE (Transact-SQL)

その他の技術情報

論理演算子

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2006 年 4 月 14 日

変更内容 :
  • 例を変更しました。