USE (Transact-SQL)
データベース コンテキストを、指定したデータベースまたはデータベース スナップショットに変更します。
構文
USE { database }
引数
- database
ユーザー コンテキストの切り替え先のデータベースまたはデータベース スナップショットの名前を指定します。データベース名とデータベース スナップショットは、識別子の規則に従っている必要があります。
解説
SQL Server ログインで SQL Server 2005 に接続すると、自動的に既定のデータベースに接続し、データベース ユーザーのセキュリティ コンテキストを取得できます。SQL Server ログイン用のデータベース ユーザーが 1 人も作成されていない場合、ログインは guest として接続します。データベース ユーザーが、データベースに対する CONNECT 権限を持たない場合、USE ステートメントは失敗します。ログインに既定のデータベースが割り当てられていない場合、既定のデータベースとして master が設定されます。
USE は、コンパイル時と実行時の両方で実行でき、その効果は直ちに有効になります。したがって、バッチ内で USE ステートメントの後にあるステートメントは、指定したデータベースで実行されます。
権限
切り替え先のデータベースに対する CONNECT 権限が必要です。
例
次の例では、データベース コンテキストを AdventureWorks
データベースに変更します。
USE AdventureWorks;
GO
参照
関連項目
CREATE LOGIN (Transact-SQL)
CREATE USER (Transact-SQL)
CREATE DATABASE (Transact-SQL)
DROP DATABASE (Transact-SQL)
EXECUTE (Transact-SQL)