FULLTEXTSERVICEPROPERTY (Transact-SQL)
フルテキスト サービス レベルのプロパティに関する情報を返します。フルテキスト検索サービスは、Microsoft SQL Server (MSSQLSERVER) サービスおよび Microsoft Search サービス (MSFTESQL) によって提供されます。これらのプロパティは、sp_fulltext_service を使用して設定および取得できます。
構文
FULLTEXTSERVICEPROPERTY ('property')
引数
property
フルテキスト サービス レベルのプロパティ名を含む式を指定します。次の表は、プロパティと、返される情報についての説明の一覧です。プロパティ 値 ResourceUsage
Microsoft Search サービスが、フルテキスト インデックス作成処理で利用するシステム メモリの量。1 (最小) から 5 (最大) までの値を指定します。既定値は 3 です。
ConnectTimeout
0 を返します。旧バージョンとの互換性のためにのみサポートされています。
IsFulltextInstalled
フルテキスト コンポーネントは、SQL Server の現在のインスタンスと共にインストールされます。
1 = フルテキストはインストールされている
0 = フルテキストはインストールされていない
NULL = 無効な入力またはエラー
DataTimeout
0 を返します。旧バージョンとの互換性のためにのみサポートされています。
LoadOSResources
オペレーティング システムのワード ブレーカやフィルタを、SQL Server のインスタンスに登録し、使用するかどうかを指定します。オペレーティング システムに行われた更新によって予期しない動作が起こるのを防ぐため、既定ではこのプロパティは無効になっています。OS リソースの使用を有効にすると、インスタンス固有のリソースがインストールされていない Microsoft Indexing Service に登録されている、言語とドキュメントの種類に応じたリソースにアクセスできます。OS リソースの読み込みを有効にする場合は、OS リソースが信頼された署名付きバイナリであることを確認してください。信頼された署名付きバイナリでない場合、VerifySignature が 1 に設定されたときに、OS リソースを読み込むことができません。
1 = OS のフィルタとワード ブレーカを読み込む
0 = この SQL Server のインスタンス固有のフィルタとワード ブレーカのみを使用
VerifySignature
Microsoft Search サービスによって署名付きバイナリのみを読み込むかどうかを指定します。既定では、信頼された署名付きバイナリのみが読み込まれます。
1 = 信頼された署名付きバイナリのみを確認して読み込む
0 = バイナリが署名付きかどうかを確認しない
戻り値の型
int
例
次の例では、SQL Server (MSFTESQL) サービスの Microsoft Full-Text Engine がインストールされていることを確認します。
SELECT fulltextserviceproperty('IsFulltextInstalled')
以下に結果セットを示します。
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参照
関連項目
FULLTEXTCATALOGPROPERTY (Transact-SQL)
メタデータ関数 (Transact-SQL)
sp_fulltext_service (Transact-SQL)