特定のネットワーク プロトコルを使用するようにクライアントを構成する (SQL Server 構成マネージャ)
Microsoft SQL Server 2005 では、TCP/IP ネットワーク プロトコル、名前付きパイプ プロトコル、および VIA プロトコルを介したクライアント通信をサポートしています。クライアントが、同じコンピュータ上でデータベース エンジン のインスタンスに接続している場合は、共有メモリ プロトコルも使用できます。プロトコルの選択には、3 つの一般的な方法があります。
- すべてのクライアント アプリケーションを、同じネットワーク プロトコルを使用するように構成します。これを行うには、SQL Server 構成マネージャでプロトコルの順序を設定します。
- 1 つのクライアント アプリケーションを、異なるネットワーク プロトコルを使用するように構成します。これを行うには、別名を作成します。詳細については、「クライアントが使用するサーバーの別名を作成する方法 (SQL Server 構成マネージャ)」を参照してください。
- sqlcmd.exe など、一部のクライアント アプリケーションでは、接続文字列の一部としてプロトコルを指定できます。詳細については、「sqlcmd.exe を使用してデータベース エンジンを接続する方法」を参照してください。
TCP/IP を使用するようにクライアントを構成するには
SQL Server 構成マネージャで、[SQL Native Client の構成] を展開し、[クライアント プロトコル] を右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
[有効なプロトコル] ボックスで上矢印と下矢印をクリックして、SQL Server への接続を試行する際のプロトコルの試行順序を変更します。[有効なプロトコル] ボックスの最上部に表示されているプロトコルが既定のプロトコルです。
共有メモリ プロトコルは、[共有メモリ プロトコルを有効にする] チェック ボックスをオンにすることで、別個に有効にします。
参照
処理手順
クライアント プロトコルを構成する方法 (SQL Server 構成マネージャ)