DROP ROUTE (Transact-SQL)
ルートを削除し、その情報を現在のデータベースのルーティング テーブルから削除します。
構文
DROP ROUTE route_name [ ; ]
引数
- route_name
削除するルートの名前を指定します。サーバー名、データベース名、スキーマ名は指定できません。
解説
ルートを格納するルーティング テーブルは、カタログ ビュー sys.routes を介して読み取ることができるメタデータ テーブルです。このルーティング テーブルは、CREATE ROUTE、ALTER ROUTE、および DROP ROUTE ステートメントでのみ更新できます。
メッセージ交換でルートが使用されているかどうかに関係なく、ルートを削除することができますが、リモート サービスへのルートが他に存在しない場合は、リモート サービスへのルートが作成されるか、メッセージ交換がタイムアウトになるまで、メッセージ交換のメッセージは転送キューに残ります。
権限
既定では、ルートを削除する権限は、ルートの所有者、db_ddladmin 固定データベース ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバ、および sysadmin 固定サーバー ロールのメンバに与えられています。
例
A. ルートを削除する
ルート ExpenseRoute を削除します。
DROP ROUTE ExpenseRoute ;
参照
関連項目
ALTER ROUTE (Transact-SQL)
CREATE ROUTE (Transact-SQL)
EVENTDATA (Transact-SQL)
sys.routes (Transact-SQL)