次の方法で共有


xp_loginconfig (Transact-SQL)

SQL Server インスタンスを Windows XP、、または で実行している場合、そのインスタンスのログイン セキュリティ構成をレポートします。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

xp_loginconfig ['config_name']

引数

  • 'config_name'
    表示する構成値を指定します。config_name を指定しない場合は、すべての構成値がレポートされます。config_name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。次のいずれかの値を指定できます。

    説明

    login mode

    ログイン セキュリティ モード。指定できる値は、MixedWindows Authentication です。

    default login

    信頼関係接続が許可されているユーザー (ログイン名が照合されないユーザー) に対する、既定の SQL Server ログイン ID の名前。既定のログインは guest です。この値は旧バージョンとの互換性を維持するために用意されています。

    Default domain

    信頼関係接続が許可されているネットワーク ユーザーに対する、既定の Windows ドメインの名前。既定のドメインは、SQL Server を実行中の Windows コンピュータが所属するドメインです。この値は旧バージョンとの互換性を維持するために用意されています。

    audit level

    監査レベル。指定できる値は、nonesuccessfailureall です。監査はエラー ログや Windows イベント ビューアに書き込まれます。

    set hostname

    クライアントのログイン レコードのホスト名が、Windows ネットワーク ユーザー名と置き換えられるかどうかを示します。指定できる値は、true または false です。設定した場合、sp_who の出力にはネットワーク ユーザー名が表示されます。

    map _

    有効な SQL Server のアンダースコア文字 (_) にマップされる Windows の特殊文字。指定できる値は、domain separator (既定値)、spacenull、または任意の 1 文字です。この値は旧バージョンとの互換性を維持するために用意されています。

    map $

    有効な SQL Server のドル ($) 文字にマップされる Windows の特殊文字。指定できる値は、domain separatorspacenull、または任意の 1 文字です。既定値は space です。この値は旧バージョンとの互換性を維持するために用意されています。

    map #

    有効な SQL Server のシャープ (#) 文字にマップされる Windows の特殊文字。指定できる値は、domain separatorspacenull、または任意の 1 文字です。既定値はハイフンです。この値は旧バージョンとの互換性を維持するために用意されています。

結果セット

列名 データ型 説明

name

sysname

構成値。

config value

sysname

構成値の設定。

解説

xp_loginconfig を使用して構成値を設定することはできません。

ログイン モードと監査レベルを設定するには、SQL Server Management Studio を使用します。

権限

master データベースに対する CONTROL 権限が必要です。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

A. すべての構成値をレポートする

次の例では、現在構成されている設定をすべて表示します。

EXEC xp_loginconfig;
GO

B. 特定の構成値をレポートする

次の例では、ログイン モードのみの設定値を表示します。

EXEC xp_loginconfig 'login mode';
GO

参照

関連項目

sp_denylogin (Transact-SQL)
sp_grantlogin (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
sp_revokelogin (Transact-SQL)
xp_logininfo (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手