syspublications (システム ビュー) (Transact-SQL)
更新 : 2006 年 12 月 12 日
syspublications ビューには、パブリケーション情報が表示されます。このビューは、ディストリビューション データベースに保存されます。
列名
データ型
説明
description
nvarchar(255)
パブリケーションの説明エントリ。
name
sysname
パブリケーションに関連付けられた一意な名前。
pubid
int
パブリケーションの一意な ID を示す ID 列。
repl_freq
tinyint
レプリケーションの頻度。
0 = トランザクション ベース (トランザクション)
1 = テーブルの定期更新 (スナップショット)
status
tinyint
パブリケーションの状態。
0 = 非アクティブ
1 = アクティブ
sync_method
tinyint
同期方法。
0 = ネイティブな一括コピー プログラム ユーティリティ (BCP)。
1 = キャラクタ BCP。
3 = 同時実行。ネイティブ BCP が使用されますが、スナップショットの実行中はテーブルはロックされません。
4 = Concurrent_c。文字 BCP が使用されますが、スナップショットの実行中はテーブルはロックされません。
5 = Database Snapshot。ネイティブ モード BCP を使用してデータベース スナップショットからデータをコピーします。
6 = Database Snapshot Character。キャラクタモード BCP を使用してデータベース スナップショットからデータをコピーします。
snapshot_jobid
binary(16)
初期スナップショットの生成が予定されているエージェント ジョブの識別子。
independent_agent
bit
このパブリケーションに対して、スタンドアロンのディストリビューション エージェントがあるかどうかを示します。
0 = パブリケーションは共有ディストリビューション エージェントを使用し、パブリッシャ データベース/サブスクライバ データベースの各ペアは、単一の共有エージェントを保有します。
1 = このパブリケーションに対して、スタンドアロンのディストリビューション エージェントが存在します。
immediate_sync
bit
スナップショット エージェントを実行するたびに同期ファイルを作成または再作成するかどうかを示します。1 は、エージェントを実行するたびに同期ファイルが作成されることを示します。
enabled_for_internet
bit
ファイル転送プロトコル (FTP) やその他のサービスによって、パブリケーション用の同期ファイルをインターネット上で公開するかどうかを示します。1 は、インターネットからアクセスできることを示します。
allow_push
bit
パブリケーションに対してプッシュ サブスクリプションを許可するかどうかを示します。1 は許可することを示します。
allow_pull
bit
パブリケーションに対してプル サブスクリプションを許可するかどうかを示します。1 は許可することを示します。
allow_anonymous
bit
パブリケーションに対して匿名サブスクリプションを許可するかどうかを示します。1 は許可することを示します。
immediate_sync_ready
bit
スナップショットがスナップショット エージェントによって生成されたかどうか、および新しいサブスクリプションで使用できるかどうかを示します。即時更新パブリケーションでのみ意味を持ちます。1 は、スナップショットが使用できることを示します。
allow_sync_tran
bit
パブリケーションでサブスクリプションの即時更新を許可するかどうかを示します。1 は、即時更新サブスクリプションを許可することを示します。
autogen_sync_procs
bit
即時更新サブスクリプションの同期ストアド プロシージャがパブリッシャで生成されるかどうかを示します。1 は、パブリッシャで生成されることを示します。
retention
int
パブリケーションへの変更をディストリビューション データベースに保存する期間 (時間単位)。
allow_queued_tran
bit
変更をパブリッシャで適用できるようになるまで、サブスクライバで変更をキューに保持するかどうかを示します。1 の場合、サブスクライバで加えられた変更はキューに保持されます。
snapshot_in_defaultfolder
bit
スナップショット ファイルが既定のフォルダに格納されるているかどうかを示します。0 の場合、スナップショット ファイルは alternate_snapshot_folder で指定された代替位置に格納されています。1 の場合、スナップショット ファイルは既定のフォルダに格納されています。
alt_snapshot_folder
nvarchar(510)
スナップショットの代替フォルダの場所。
pre_snapshot_script
nvarchar(510)
.sql ファイルの場所を指すポインタ。ディストリビューション エージェントは、サブスクライバ側でスナップショットを適用するとき、レプリケートされたオブジェクト スクリプトより前に、プリスナップショット スクリプトを実行します。
post_snapshot_script
nvarchar(510)
.sql ファイルの場所を指すポインタ。ディストリビューション エージェントは、最初の同期中、他のすべてのレプリケートされたオブジェクト スクリプトとデータが適用された後に、ポストスナップショット スクリプトを実行します。
compress_snapshot
bit
alt_snapshot_folder の場所に書き込まれたスナップショットを Microsoft CAB 形式で圧縮するかどうかを示します。1 は、スナップショットが圧縮されることを示します。
ftp_address
sysname
ディストリビュータ用 FTP サービスのネットワーク アドレス。ディストリビューション エージェントが受け取るパブリケーション スナップショット ファイルの場所を示します。
ftp_port
int
ディストリビュータ用 FTP サービスのポート番号。ディストリビューション エージェントが受け取るパブリケーション スナップショット ファイルの場所を示します。
ftp_subdirectory
nvarchar(510)
パブリケーションで、FTP を利用したスナップショット配布がサポートされている場合に、ディストリビューション エージェントがパブリケーション スナップショット ファイルを取得する場所。
ftp_login
nvarchar(256)
FTP サービスへの接続に使用されるユーザー名。
ftp_password
nvarchar(1048)
FTP サービスへの接続に使用されるユーザー パスワード。
allow_dts
bit
パブリケーションで、SQL Server 2000 データ変換サービス (DTS) による変換を許可するかどうか。1 は、DTS 変換が許可されることを示します。
allow_subscription_copy
bit
パブリケーションにサブスクライブするサブスクリプション データベースをコピーできるかどうかを示します。1 は、コピーできることを示します。
centralized_conflicts
bit
競合レコードがパブリッシャに格納されるかどうかを示します。
0 = 競合レコードは、競合の原因となったパブリッシャとサブスクライバの両方に格納されます。
1 = 競合レコードはパブリッシャに格納されます。
conflict_retention
int
競合レコードの保有期間の日数。
conflict_policy
int
キュー更新サブスクライバ オプションを使用するときの競合の解決方法。次のいずれかの値になります。
1 = パブリッシャ優先
2 = サブスクライバ優先
3 = サブスクリプションを再初期化
queue_type
int
使用されるキューの種類。次のいずれかの値になります。
1 = msmq。Microsoft Message Queuing を使ってトランザクションを格納します。
2 = sql。SQL Server を使ってトランザクションを格納します。
メモ :
Microsoft Message Queuing は廃止されており、現在はサポートされていません。
ad_guidname
sysname
パブリケーションが Microsoft Active Directory にパブリッシュされるかどうかを示します。有効なグローバル一意識別子 (GUID) の場合、パブリケーションが Active Directory でパブリッシュされることを示します。また GUID が、対応する Active Directory パブリケーション オブジェクトの objectGUID であることを示します。NULL の場合、パブリケーションは Active Directory にパブリッシュされません。
メモ :
Active Directory へのパブリッシュは現在サポートされていません。
backward_comp_level
int
データベースの互換性レベル。次のいずれかの値になります。
10 = SQL Server 7.0.
20 = SQL Server 7.0 Service Pack (SP) 1
30 = SQL Server 7.0 SP 2
35 = SQL Server 7.0 SP 3
40 = SQL Server 2000.
50 = SQL Server 2000 SP 1
60 = SQL Server 2000 SP 3
90 = SQL Server 2005.
allow_initialize_from_backup
bit
サブスクライバでは、最初のスナップショットではなくバックアップから、このパブリケーションへのサブスクリプションを初期化できるかどうかを示します。1 は、サブスクリプションがバックアップから初期化できることを示し、0 はできないことを示します。詳細については、「スナップショットを使用しないトランザクション サブスクリプションの初期化」を参照してください。
min_autonosync_lsn
binary(1)
内部使用のみ。
replicate_ddl
int
スキーマ レプリケーションがパブリケーションに対してサポートされているかどうかを示します。
1 = パブリッシャで実行されるデータ定義言語 (DDL) ステートメントがレプリケートされます。
0 = DDL ステートメントはレプリケートされません。詳細については、「パブリケーション データベースでのスキーマの変更」を参照してください。
options
int
追加のパブリッシング オプションを指定するビットマップ。ビットごとのオプション値は次のようになります。
0x1 - ピア ツー ピア レプリケーションに対して有効
0x2 - ローカル変更のみをパブリッシュする
0x4 - SQL Server 以外のサブスクライバに対して有効
参照
関連項目
レプリケーション システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
sp_addpublication (Transact-SQL)
sp_changepublication (Transact-SQL)
sp_helppublication (Transact-SQL)
概念
ヘルプおよび情報
変更履歴
リリース | 履歴 |
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2006 年 12 月 12 日 |
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