sp_help_maintenance_plan (Transact-SQL)
指定したメンテナンス プランに関する情報を返します。メンテナンス プランを指定しない場合は、すべてのメンテナンス プランに関する情報が返されます。
メモ : |
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このストアド プロシージャは、データベース メンテナンス プランと共に使用できます。ただし、この機能は、このストアド プロシージャを使用しないメンテナンス プランでも実行できます。このプロシージャは、以前のバージョンの SQL Server からアップグレードしたプログラムでデータベース メンテナンス プランを管理する場合に使用します。 |
この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正することを検討してください。
構文
sp_help_maintenance_plan [ [ @plan_id = ] 'plan_id' ]
引数
- [ @plan_id =] 'plan_id'
メンテナンス プランのプラン ID を指定します。plan_id のデータ型は UNIQUEIDENTIFIER です。既定値は NULL です。
結果セット
plan_id を指定した場合、sp_help_maintenance_plan では、Plan、Database、および Job の 3 つのテーブルが返されます。
Plan テーブル
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
plan_id |
uniqueidentifier |
メンテナンス プランの ID |
plan_name |
sysname |
メンテナンス プランの名前 |
date_created |
datetime |
メンテナンス プランが作成された日付 |
owner |
sysname |
メンテナンス プランの所有者 |
max_history_rows |
int |
システム テーブル内で、メンテナンス プランの履歴の記録用に割り当てられる行数の最大値 |
remote_history_server |
int |
履歴レポートが書き込まれるリモート サーバーの名前 |
max_remote_history_rows |
int |
履歴レポートが書き込まれるリモート サーバー上のシステム テーブルに割り当てられる行数の最大値 |
user_defined_1 |
int |
既定値は NULL |
user_defined_2 |
nvarchar(100) |
既定値は NULL |
user_defined_3 |
datetime |
既定値は NULL |
user_defined_4 |
uniqueidentifier |
既定値は NULL |
Database テーブル
列名 | 説明 |
---|---|
database_name |
メンテナンス プランに関連付けられているすべてのデータベースの名前。database_name のデータ型は sysname です。 |
Job テーブル
列名 | 説明 |
---|---|
job_id |
メンテナンス プランに関連付けられているすべてのジョブの ID。job_id のデータ型は uniqueidentifier です。 |
解説
sp_help_maintenance_plan は msdb データベースにあります。
権限
sp_delete_maintenance_plan を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバだけです。
戻り値
なし
例
次の例では、メンテナンス プラン FAD6F2AB-3571-11D3-9D4A-00C04FB925FC に関する詳細情報を返します。
EXECUTE sp_help_maintenance_plan
N'FAD6F2AB-3571-11D3-9D4A-00C04FB925FC'
参照
概念
データベース メンテナンス プランのストアド プロシージャ (Transact-SQL)