次の方法で共有


sp_helptrigger (Transact-SQL)

現在のデータベースにある指定のテーブルに定義されている DML トリガの型を返します。sp_helptrigger は DDL トリガでは使用できません。代わりに sys.triggers (Transact-SQL) カタログ ビューにクエリを実行してください。

ms189836.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
この機能は以前のバージョンの SQL Server から変更されました。詳細については、「SQL Server 2005 におけるデータベース エンジン機能の重大な変更」を参照してください。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_helptrigger [ @tabname = ] 'table' 
     [ , [ @triggertype = ] 'type' ]

引数

[ @tabname= ] 'table'

トリガ情報を返す現在のデータベース内にあるテーブルの名前を指定します。table のデータ型は nvarchar(776) で、既定値はありません。

[ @triggertype= ] 'type'

情報を返すトリガの種類を指定します。type のデータ型は char(6) で、既定値は NULL です。次のいずれかの値を指定できます。

説明

DELETE

DELETE トリガ情報を返します。

INSERT

INSERT トリガ情報を返します。

UPDATE

UPDATE トリガ情報を返します。

結果セット

次の表は、結果セットに表示される情報です。

列名 データ型 説明

trigger_name

sysname

トリガの名前。

trigger_owner

sysname

トリガが定義されたテーブルの所有者の名前。

isupdate

int

1 = UPDATE トリガ。

0 = UPDATE トリガ以外。

isdelete

int

1 = DELETE トリガ。

0 = DELETE トリガ以外。

isinsert

int

1 = INSERT トリガ。

0 = INSERT トリガ以外。

isafter

int

1 = AFTER トリガ。

0 = AFTER トリガ以外。

isinsteadof

int

1 = INSTEAD OF トリガ。

0 = INSTEAD OF トリガ以外。

trigger_schema

sysname

トリガが属するスキーマの名前。

権限

テーブルに対する メタデータ表示の構成 権限が必要です。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

次の例では、Person.Contact テーブルのトリガに関する情報を生成するため、sp_helptrigger を実行します。

USE AdventureWorks;
GO
EXEC sp_helptrigger 'Person.Contact'

参照

関連項目

データベース エンジンのストアド プロシージャ (Transact-SQL)
ALTER TRIGGER (Transact-SQL)
CREATE TRIGGER (Transact-SQL)
DROP TRIGGER (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手