sys.objects (Transact-SQL)
データベース内で作成されるユーザー定義のスキーマ スコープ オブジェクトごとに 1 行のデータを格納します。
メモ : |
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DDL トリガはスキーマ スコープでないため、sys.objects では DDL トリガは表示されません。DML と DDL の両方を含むすべてのトリガは、sys.triggers に格納されます。sys.triggers には、さまざまな種類のトリガの名前スコープ ルールを混在させて格納できます。 |
sys.objects に表示されるオブジェクトには、OBJECT_ID、OBJECT_NAME、および OBJECTPROPERTY() 組み込み関数を適用できます。
このビューと同じスキーマを使用する別のビューとして、システム オブジェクトを表示する sys.system_objects というビューがあります。また、システム オブジェクトとユーザー オブジェクトの両方を表示する sys.all_objects というビューもあります。3 つのカタログ ビューは、すべて同じ構造です。
メモ : |
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すべてのシステム オブジェクトは、sys または INFORMATION_SCHEMA スキーマに格納されています。 |
列名 | データ型 | 説明 |
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name |
sysname |
オブジェクト名。 |
object_id |
int |
オブジェクト識別番号。データベース内で一意です。 |
principal_id |
int |
スキーマの所有者と異なる場合の所有者の ID。既定では、スキーマに含まれるオブジェクトは、スキーマの所有者によって所有されます。ただし、ALTER AUTHORIZATION ステートメントを使用して所有権を変更することにより、別の所有者を指定できます。 別の所有者がいない場合は NULL になります。 オブジェクトの型が次のいずれかの場合は NULL になります。 C = CHECK 制約 D = DEFAULT (制約またはスタンドアロン) F = FOREIGN KEY 制約 PK = PRIMARY KEY 制約 R = ルール (旧形式、スタンドアロン) TA = アセンブリ (CLR 統合) トリガ TR = SQL トリガ UQ = UNIQUE 制約 |
schema_id |
int |
オブジェクトが含まれているスキーマの ID。 SQL Server 2005 に同梱されているすべてのスキーマ スコープ システム オブジェクトでは、常に次の値となります。 IN (schema_id('sys'), schema_id('INFORMATION_SCHEMA')). |
parent_object_id |
int |
オブジェクトが属しているオブジェクトの ID。 0 = 子オブジェクトではありません。 |
type |
char(2) |
オブジェクトの種類。 AF = 集計関数 (CLR) C = CHECK 制約 D = DEFAULT (制約またはスタンドアロン) F = FOREIGN KEY 制約 PK = PRIMARY KEY 制約 P = SQL ストアド プロシージャ PC = アセンブリ (CLR) ストアド プロシージャ FN = SQL スカラ関数 FS = アセンブリ (CLR) スカラ関数 FT = アセンブリ (CLR) テーブル値関数 R = ルール (旧形式、スタンドアロン) RF = レプリケーション フィルタ プロシージャ S = システム ベース テーブル SN = シノニム SQ = サービス キュー TA = アセンブリ (CLR) DML トリガ TR = SQL DML トリガ IF = SQL インライン テーブル値関数 TF = SQL テーブル値関数 U = テーブル (ユーザー定義) UQ = UNIQUE 制約 V = ビュー X = 拡張ストアド プロシージャ IT = 内部テーブル |
type_desc |
nvarchar(60) |
オブジェクトの種類の説明。 AGGREGATE_FUNCTION CHECK_CONSTRAINT DEFAULT_CONSTRAINT FOREIGN_KEY_CONSTRAINT PRIMARY_KEY_CONSTRAINT SQL_STORED_PROCEDURE CLR_STORED_PROCEDURE SQL_SCALAR_FUNCTION CLR_SCALAR_FUNCTION CLR_TABLE_VALUED_FUNCTION RULE REPLICATION_FILTER_PROCEDURE SYSTEM_TABLE SYNONYM SERVICE_QUEUE CLR_TRIGGER SQL_TRIGGER SQL_INLINE_TABLE_VALUED_FUNCTION SQL_TABLE_VALUED_FUNCTION USER_TABLE UNIQUE_CONSTRAINT VIEW EXTENDED_STORED_PROCEDURE INTERNAL_TABLE |
create_date |
datetime |
オブジェクトが作成された日付。 |
modify_date |
datetime |
ALTER ステートメントを使って最後にオブジェクトが変更された日付。オブジェクトがテーブルまたはビューの場合は、テーブルやビューのクラスタ化インデックスが作成または変更されると、modify_date も変更されます。 |
is_ms_shipped |
bit |
オブジェクトが内部 SQL Server コンポーネントによって作成されることを示します。 |
is_published |
bit |
オブジェクトがパブリッシュされることを示します。 |
is_schema_published |
bit |
オブジェクトのスキーマのみがパブリッシュされることを示します。 |
参照
関連項目
オブジェクト カタログ ビュー (Transact-SQL)
カタログ ビュー (Transact-SQL)
sys.all_objects (Transact-SQL)
sys.system_objects (Transact-SQL)
sys.triggers (Transact-SQL)
ALTER AUTHORIZATION (Transact-SQL)
TYPEPROPERTY (Transact-SQL)
その他の技術情報
ユーザーとスキーマの分離
ユーザー定義型の実装
SQL Server システム カタログに対するクエリに関してよく寄せられる質問