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sp_changemergesubscription (Transact-SQL)

マージのプッシュ サブスクリプションについて、選択したプロパティを変更します。このストアド プロシージャは、パブリッシャ側でパブリケーション データベースについて実行されます。

ms190490.security(ja-jp,SQL.90).gifセキュリティ メモ :
リモート ディストリビュータでパブリッシャを構成する場合、job_loginjob_password を含むすべてのパラメータに対して指定された値は、プレーン テキストとしてディストリビュータに送信されます。このストアド プロシージャを実行する前に、パブリッシャとリモート ディストリビュータの間の接続を暗号化する必要があります。詳細については、「SQL Server への接続の暗号化」を参照してください。

構文

sp_changemergesubscription [ [ @publication= ] 'publication' ]
    [ , [ @subscriber= ] 'subscriber'
    [ , [ @subscriber_db= ] 'subscriber_db' ]
    [ , [ @property= ] 'property' ]
    [ , [ @value= ] 'value' ]

引数

  • [ @publication=] 'publication'
    変更するパブリケーションの名前を指定します。publication のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。変更できるのは既存のパブリケーションだけであり、識別子の規則に従う必要があります。
  • [ @subscriber=] 'subscriber'
    サブスクライバの名前を指定します。subscriber のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。
  • [ @subscriber_db=] 'subscriber_db'
    サブスクリプション データベースの名前を指定します。subscriber_dbのデータ型は sysname で、既定値は NULL です。
  • [ @property=] 'property'
    指定したパブリケーションの変更対象となるプロパティを指定します。property のデータ型は sysname で、表に記載されているいずれかの値を指定できます。
  • [ @value=] 'value'
    対象となる property の新しい値を指定します。value のデータ型は nvarchar(255) で、表に記載されているいずれかの値を指定できます。

    プロパティ 説明

    description

     

    マージ サブスクリプションの説明。

    priority

     

    サブスクリプションの優先度。優先度は、競合の検出時、既定の競合回避モジュールによって実行される操作を選択する場合に使用されます。

    merge_job_login

     

    エージェントを実行する Microsoft Windows アカウントのログイン。

    merge_job_password

     

    エージェントを実行する Windows アカウントのパスワード。

    publisher_security_mode

    1

    パブリッシャに接続するときに Windows 認証を使用。

     

    0

    パブリッシャに接続するときに SQL Server 認証を使用。

    publisher_login

     

    パブリッシャでのログイン名。

    publisher_password

     

    指定したパブリッシャ ログインに対する複雑なパスワード。

    subscriber_security_mode

    1

    サブスクライバに接続するときに Windows 認証を使用。

     

    0

    サブスクライバに接続するときに SQL Server 認証を使用。

    subscriber_login

     

    サブスクライバでのログイン名。

    subscriber_password

     

    指定したサブスクライバ ログインに対する複雑なパスワード。

    sync_type

    automatic

    パブリッシュされたテーブルのスキーマと初期データが、最初にサブスクライバに転送されます。

     

    none

    サブスクライバには、パブリッシュされたテーブルに関するスキーマと初期データがあります。システム テーブルとデータが常に転送されます。

    use_interactive_resolver

    true

    対話的に競合を回避できるすべてのアーティクルについて、対話的に競合を解決できるようにします。

     

    false

    既定の競合回避モジュールまたはカスタム競合回避モジュールを使用して自動的に競合を解決します。

    NULL (既定値)

    NULL (既定値)

     

解説

sp_changemergesubscription は、マージ レプリケーションで使用します。

エージェントのログインまたはパスワードを変更した後、変更を有効にするには、エージェントを停止して再起動する必要があります。

権限

sp_changemergesubscription を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバだけです。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

参照

関連項目

sp_addmergesubscription (Transact-SQL)
sp_dropmergesubscription (Transact-SQL)
sp_helpmergesubscription (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手