FILL FACTOR オプション
FILL FACTOR オプションを使用して、Microsoft SQL Server 2005 により既存のデータから新しいインデックスが作成されるときに、各ページをどの程度いっぱいにするかを指定します。SQL Server では、ページがいっぱいになるとページを分割するのに時間がかかるので、FILL FACTOR の設定はパフォーマンスに影響します。
インデックスが作成または再構築されるときにだけ FILL FACTOR が使用されます。そのため、各ページの充填率は常に一定のレベルに保たれるわけではありません。
fill factor の既定値は 0 です。有効な値の範囲は 0 ~ 100 です。FILLFACTOR の設定が 0 または 100 の場合、リーフ レベルは全容量が使用されます。CREATE INDEX ステートメントや ALTER INDEX REBUILD ステートメントで指定されたインデックスでは、FILL FACTOR の既定値を置き換えることができるので、この既定値の変更が必要になることはめったにありません。詳細については、「FILL FACTOR」を参照してください。
メモ : |
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FILL FACTOR 値 0 と 100 は、あらゆる点で同じです。 |
FILL FACTOR オプションは拡張オプションです。sp_configure システム ストアド プロシージャを使用して fill factor の設定を変更するには、show advanced options を 1 に設定する必要があります。この設定は、サーバーを再起動した後に有効になります。
参照
概念
その他の技術情報
ALTER INDEX (Transact-SQL)
CREATE INDEX (Transact-SQL)
RECONFIGURE (Transact-SQL)
sp_configure (Transact-SQL)