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HTTP 名前空間の予約の削除

HTTP 名前空間を削除するには、sp_delete_http_namespace_reservation ストアド プロシージャを使用します。

ms191210.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
カーネル モードの HTTP ドライバ (Http.sys) を使用して HTTP 名前空間を削除するには、SQL Server 2005 インスタンスがインストールされているコンピュータの Windows ローカル管理者特権が必要です。

sp_delete_http_namespace_reservation の使用

既存の HTTP 名前空間の予約は、次のように sp_delete_http_namespace_reservation ストアド プロシージャを使用して削除できます。

sp_delete_http_namespace_reservation N'namespace'

namespace は、次の形式である必要があります。

<scheme>://<hostpart>:<port>/<RelativeURI>

scheme

HTTP プロトコル スキーマ (http または https のいずれか) を指定します。

hostpart

特定のホスト名 (SQL Server 2005 インスタンスの名前) または、プラス記号 (+) かアスタリスク (*) のいずれかのワイルドカード文字を指定します。

プラス記号 (+) は <scheme> および <port> に指定されたコンピュータのすべてのホスト名に、予約操作が適用されることを示します。

アスタリスク (*) は、他の sp_delete_http_namespace_reservation 操作の実行、アクティブなエンドポイント、または他のアプリケーションにより明示的に予約されていない限り、<scheme> および <port> に指定されたコンピュータの可能性のあるすべてのホスト名に、この予約操作が適用されることを示します。

port

SQL Server ベースのアプリケーションが使用している TCP ポート番号です。

ms191210.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
これは、対応するエンドポイントの作成時に HTTP プロトコル設定で PORT 値として指定されているポート番号と一致する必要があります。

relativeURI

相対パス URI (Uniform Resource Identifier) です。

ms191210.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
これは、対応するエンドポイントの作成時に HTTP プロトコル設定で PATH 値として指定されているポート番号と一致する必要があります。
ms191210.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
既存の名前空間の予約を削除できる権限を持っているのは、コンピュータの管理者のみです。

以下に、名前空間を削除する例を示します。

sp_delete_http_namespace_reservation N'http://MyServer:80/sql'
sp_delete_http_namespace_reservation N'https://adventure-works.com:443/sql'

参照

関連項目

Http.sys の使用による URL 名前空間の予約
HTTP 名前空間の予約

概念

HTTP カーネル モード ドライバ (Http.sys) の構成

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手