master データベースの再構築に関する注意点

更新 : 2006 年 4 月 14 日

master データベースが破損した場合、再構築する必要があります。

• master の現在のバックアップは使用できません。
• master のバックアップは存在しますが、Microsoft SQL Server のインスタンスを開始できないので復元できません。

メモ :
推奨に従って msdb に対して完全復旧モデルを使用している場合は、master を再構築する前に、msdb のログ末尾のバックアップを試行する必要があります。詳細については、「ログ末尾のバックアップ」を参照してください。

SQL Server 2005 では、Rebuildm.exe プログラムは廃止されました。master の再構築の詳細については、「コマンド プロンプトから SQL Server 2005 をインストールする方法」を参照してください。

重要 :
master データベースを再構築すると、すべてのシステム データベースがそれぞれ初期の場所にインストールされます。1 つ以上のシステム データベースを別の場所に移動していた場合は、そのデータベースを再度移動する必要があります。システム データベースの移動の詳細については、「システム データベースの移動」を参照してください。

参照

概念

システム データベース
master データベースの復元に関する注意点

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース	履歴
2006 年 4 月 14 日	新しい内容 : システム データベースの場所に関する注記を追加しました。
2005 年 12 月 5 日	新しい内容 : 完全復旧モデルを使用している場合に msdb ログ末尾のバックアップを試行することを推奨しました。