dtsrun コマンドラインのアップグレード

新規 : 2005 年 12 月 5 日

SQL Server 2000 の dtsrun.exe コマンドプロンプトユーティリティは、SQL Server 2005 で dtexec.exe に置き換えられました。

同様に、コマンドラインを視覚的に構築できる SQL Server 2000 の dtsrunui.exe ユーティリティは、SQL Server 2005 で dtexecui.exe に置き換えられました。

コマンドラインのアップグレード

dtsrun コマンドラインを dtexec に変換するため、各コマンドプロンプトオプションを対応するオプションにマップする場合は、「dtsrun から dtexec へのコマンドオプションのマッピング」を参照してください。

dtsrun コマンドラインオプションには、dtexec に同じ機能が存在するものがあります。たとえば、サーバー名またはパッケージ名を指定するためのオプションや、変数の値を設定するためのオプションには、同じ機能が存在します。
dtsrun コマンドラインオプションには、dtexec に同じ機能が存在しないものもあります。たとえば、信頼関係接続を指定するオプションは既定値が明示的に設定されなくなり、リポジトリから読み込むオプションはサポートされなくなりました。
SQL Server 2005 Integration Services (SSIS) の dtexec には、新機能をサポートする新しいコマンドラインオプションがあります。たとえば、接続文字列で渡すオプションや、チェックポイントを管理するオプションは、新しいオプションです。

ユーザーインターフェイスを使用して新しいコマンドラインを視覚的に作成する場合は、dtexecui ツールを使用します。このツールでは、使用できるすべてのオプションが表示され、正しい構文でコマンドラインを作成できます。

dtexec のコマンドオプションの詳細および dtexec 構文の例については、「dtexec ユーティリティ」を参照してください。