MSSQL_ENG024070
更新 : 2006 年 4 月 14 日
メッセージの詳細
製品名 |
SQL Server |
製品バージョン |
9.0 |
製品ビルド番号 |
9.00.1399.60 |
イベント ID |
24070 |
イベント ソース |
MSSQLSERVER |
コンポーネント |
SQL Server データベース エンジン |
シンボル名 |
|
メッセージ テキスト |
クライアントには必要な特権がありません。 |
説明
このエラーは、レプリケーションが使用されたかどうかにかかわらず発生する一般エラーです。一般に、レプリケーション トポロジ内のサーバーでは、SQL Server 構成マネージャではなく Microsoft Windows サービス コントロール マネージャで SQL Server エージェント サービス アカウントが変更された場合に、このエラーが発生します。サービス アカウントの変更後にエージェント ジョブを実行しようとすると、次のようなエラー メッセージが表示されてジョブが失敗する場合があります。
"次のユーザーとして実行: <UserAccount>。レプリケーション-レプリケーション スナップショット サブシステム: エージェント <AgentName> は失敗しました。次のユーザーとして実行: <UserAccount>。クライアントには必要な特権がありません。ステップは失敗しました。[SQLSTATE 42000] (エラー 14151)。ステップは失敗しました。"
SQL Server エージェントの新しいサービス アカウントに必要な権限を Windows サービス コントロール マネージャが付与できないので、この問題が発生します。
ユーザーの操作
今後この問題を回避するには、サービス アカウントおよびパスワードを変更する場合に、Windows サービス コントロール マネージャではなく SQL Server 構成マネージャを必ず使用してください。
この問題を解決するには、SQL Server 構成マネージャを使用して、サービス アカウントを元のアカウントに戻します。その後、SQL Server 構成マネージャを使用して、新しいアカウントに変更します。このとき、SQL Server 構成マネージャは、新しいアカウントを次のセキュリティ グループに追加します。
SQLServer2005SQLAgentUser$ComputerName$InstanceName
このセキュリティ グループのメンバになると、レプリケーション エージェント ジョブを実行するために必要な権限が新しいアカウントに付与されます。
参照
概念
その他の技術情報
パスワードおよびユーザー アカウントの変更
SQL Server 構成マネージャ