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メジャー グループのプロパティの構成

メジャー グループには、メジャー グループの動作を定義できるプロパティがあります。

メジャー グループのプロパティ

メジャー グループのプロパティは、メジャー グループ全体の動作を指定し、メジャー グループで新しいオブジェクトが作成されたときの特定プロパティの既定の動作を決定します。

プロパティ 定義

AggregationPrefix

集計名に使用する共通のプレフィックスを指定します。

DataAggregation

Analysis Services でメジャー グループの持続データを集計するか、キャッシュされたデータを集計するかを指定します。既定では、持続データとキャッシュされたデータが集計されます。

ErrorConfiguration

重複するキー、不明なキー、NULL キー、エラーの制限、エラー検出時のアクション、およびエラー ログ ファイルを処理するための、構成可能なエラー処理設定です。

EstimatedRows

ファクト テーブルの推定行数を指定します。

EstimatedSize

メジャー グループの推定サイズを指定します (バイト単位)。

ID

オブジェクト識別子を指定します。

IgnoreUnrelatedDimensions

メジャー グループに関連付けられていないディメンションのメンバがクエリに含まれているときに、関連付けられていないディメンションをトップ レベルに強制するかどうかを指定します。既定値は True です。

ProactiveCaching

メジャー グループのプロアクティブ キャッシュ設定を指定します。

ProcessingMode

インデックス作成と集計を処理中に行うか、処理後に行うかを指定します。オプションは Regular または LazyAggregations です。

ProcessingPriority

レイジー集計やインデックス作成など、バックグラウンド操作中のキューブの処理の優先度を決定します。既定値は 0 です。

StorageLocation

メジャー グループのファイル システム ストレージの場所です。指定しなければ、ストレージの場所はメジャー グループが含まれているキューブから継承されます。

StorageMode

メジャー グループのストレージ モードです。使用できる値は MOLAP、ROLAP、または HOLAP です。

Type

メジャー グループの種類を指定します。

ms365411.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
NULL 値やその他のデータの整合性の問題に取り組む際の ErrorConfiguration プロパティの値設定の詳細については、「Analysis Services 2005 でのデータ整合性の問題の処理」を参照してください。

参照

概念

メジャーの定義と構成

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手