システム データベースの復旧モデル
新規 : 2006 年 4 月 14 日
ここでは、各システム データベースで使用する復旧モデルの推奨事項について説明します。
システム データベース
復旧モデル
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単純
Microsoft SQL Server の旧バーションとの互換性を維持するために、master の復旧モデルは FULL または BULK_LOGGED に設定できます。ただし、BACKUP LOG は、master ではサポートされていません。そのため、master の復旧モデルが完全復旧モデルまたは一括ログ復旧モデルに変更されても、データベースは引き続き単純復旧モデルを使用しているように動作します。
完全 (既定)
新しく作成したユーザー データベースでは、model データベースと同じ復旧モデルが使用されます。新しいデータベースで単純復旧モデルを使用する場合は、model の復旧モデルを SIMPLE に変更します。
ベスト プラクティス : model については、必要なときにデータベースの完全バックアップのみを作成することをお勧めします。model はサイズが小さく、めったに変更されなため、ログのバックアップは必要ありません。
単純 (既定)
ユーザー データベースを復旧するときに msdb にあるバックアップおよび復元の履歴情報を使用する場合は、msdb の完全復旧モデルを使用することをお勧めします。また、msdb トランザクション ログは、障害に強いストレージに配置するようにしてください。
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復旧モデルは関係ありません。SQL Server のバックアップでは、Resource データベースをバックアップできません。
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メモ :
Resource データベースでファイル ベースまたはディスク ベースのバックアップを実行するには、Mssqlsystemresource.mdf をバイナリ (.exe) ファイルのように扱います。ただし、これらのバックアップでは SQL Server の復元を使用できません。
単純
単純復旧モデルが必要になるため、常に tempdb ログ領域は自動的に再利用されます。tempdb はバックアップできません。
バックアップが必要なシステム データベースの詳細については、「システム データベースのバックアップと復元に関する注意点」を参照してください。
参照
概念
データベースの復旧モデルの選択
完全復旧モデルまたは一括ログ復旧モデルからの切り替えに関する注意点
単純復旧モデルからの切り替えに関する注意点
トランザクション ログの切り捨て