SQL Server オブジェクトの仕様で使用されるメモリ
次の表に、SQL Server の各オブジェクトによって使用されるおおよそのメモリ量を示します。この表に記載されている数値は推定値であり、環境やオブジェクトの作成方法によって異なる場合があります。SQL Server 2005 では、一部のアイテムの管理方法が以前のバージョンと大きく異なります。
SQL Server 2000 |
SQL Server 2005 |
SQL Server 2008 |
|
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Lock |
64 バイト + (32 バイト * 所有者数) |
64 バイト + (32 バイト * 所有者数) |
64 バイト + (32 バイト * 所有者数) |
データベースを開く |
3924 バイト + (1640 バイト * ファイル数) または (336 バイト * ファイル グループ数) |
SQL Server 2005 には該当しません。 |
SQL Server 2008 には該当しません。 |
オブジェクトを開く |
256 バイト + (1724 バイト * オブジェクトで開かれているインデックス数) |
SQL Server 2005 には該当しません。 |
SQL Server 2008 には該当しません。 |
ユーザー接続 |
12 KB + (3 * network_packet_size) |
約 (3 * network_packet_size + 94 KB) |
約 (3 * network_packet_size + 94 KB) |
ネットワーク パケット サイズは、アプリケーションと SQL Server データベース エンジンとの間の通信に使用される表形式のデータ スキーム (TDS) パケットのサイズです。既定のパケット サイズは 4 KB であり、network packet size 構成オプションによって制御されます。
複数のアクティブな結果セットの使用が有効になっている場合、ユーザー接続で使用されるメモリは約 (3 + 3 * num_logical_connections) * network_packet_size + 94 KB です。