Finance の名前ポリシーのサブスクライブおよび確認
ここでは、Finance データベースを構成し、Finance ポリシー カテゴリをサブスクライブします。その後で、Finance の名前ポリシーをテストします。
Finance ポリシー カテゴリをサブスクライブするには
オブジェクト エクスプローラで [データベース] を展開し、[Finance] を右クリックして、[ポリシー] をポイントし、[カテゴリ] をクリックします。
Finance カテゴリの [サブスクライブ済み] ボックスをオンにします。
[OK] をクリックします。
Finance の名前ポリシーの適用をテストするには
Management Studio でクエリ ウィンドウを開きます。Finance の名前ポリシーに違反するテーブルの作成を試みる次のステートメントを実行します。このテーブルは、テーブル名が文字列 fintbl で始まっていないため、ポリシーに違反します。
USE Finance ; GO CREATE TABLE NewTable (Col1 int) ; GO USE Finance ; GO CREATE TABLE NewTable (Col1 int) ; GO
ポリシーにより、テーブルの作成が防止され、ポリシー名を含む情報メッセージが返されます。
有効な名前を指定するには、コードを次のように変更し、ステートメントを再度実行します。
USE Finance ; GO CREATE TABLE fintblNewTable (Col1 int) ; GO USE Finance ; GO CREATE TABLE fintblNewTable (Col1 int) ; GO
今度はテーブルが作成されます。
ポリシーをサーバー全体に適用するには
現在、Finance ポリシー カテゴリをサブスクライブするのは Finance データベースだけです。多くの場合、ポリシー カテゴリをサーバー全体に適用する方が簡単です。オブジェクト エクスプローラで [管理] を展開し、[ポリシー管理] を右クリックして、[カテゴリの管理] をクリックします。
[ポリシー カテゴリの管理] ダイアログ ボックスで Finance カテゴリを探し、Finance カテゴリの [データベースのサブスクリプションの要求] チェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックします。これで Finance カテゴリがすべてのデータベースに適用されるようになります。ただし、作成した条件により、Finance の名前ポリシーは Finance データベースにのみ適用されることになります。これは、条件を複雑に組み合わせることで、多数のサーバーに対して適切な方法でポリシーを適用できるということを示しています。
まとめ
このチュートリアルでは、ポリシー ベースの管理の条件、ポリシー、およびポリシー グループを作成する方法と、フィルタを適用してポリシー ベースの管理対象がポリシーに準拠しているかどうかを調べる方法について学習しました。
次のレッスン
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