SQLSetDescField
SQLSetDescField を使用すると、テーブル値パラメータおよびテーブル値パラメータ列の記述子フィールドを設定できます。使用できるフィールドの詳細については、「テーブル値パラメータの記述子フィールド」と「テーブル値パラメータを構成する列の記述子フィールド」を参照してください。
解説
テーブル値パラメータ列は、記述子のヘッダー フィールド SQL_SOPT_SS_PARAM_FOCUS に、SQL_DESC_TYPE が SQL_SS_TABLE に設定されているレコードの序数が設定される場合のみ使用できます。SQL_SOPT_SS_PARAM_FOCUS の詳細については、「SQLSetStmtAttr」を参照してください。
SQL_SOPT_SS_PARAM_FOCUS にテーブル値パラメータ以外のパラメータの序数を設定しようとすると、SQLSetStmtAttr は SQL_ERROR を返し、"属性の値が正しくありません" というメッセージで SQLSTATE = HY024 の診断レコードが作成されます。SQL_SOPT_SS_PARAM_FOCUS は、SQL_ERROR が返されたときに変更されません。
SQL_SOPT_SS_PARAM_FOCUS に 0 を設定すると、パラメータの記述子レコードへのアクセスが復元されます。
テーブル値パラメータの詳細については、「テーブル値パラメータ (ODBC)」を参照してください。
SQLSetDescField による機能強化された日付と時刻のサポート
ODBC では、日付と時刻の機能が強化されました。新しい日付型と時刻型用に用意された記述子フィールドの詳細については、「パラメータと結果のメタデータ」を参照してください。
詳細については、「日付/時刻の強化 (ODBC)」を参照してください。
SQLSetDescField による大きな CLR UDT のサポート
SQLSetDescField は、大きな CLR ユーザー定義型 (UDT) をサポートしています。詳細については、「大きな CLR ユーザー定義型 (ODBC)」を参照してください。
SQLSetDescField によるスパース列のサポート
SQLSetDecField を使用すると、アプリケーション パラメータ記述子 (APD) の SQL_SOPT_SS_NAME_SCOPE の値を SQL_SS_NAME_SCOPE_EXTENDED および SQL_SS_NAME_SCOPE_SPARSE_COLUMN_SET に設定できます。
詳細については、「スパース列のサポート (ODBC)」を参照してください。