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[インデックスのプロパティ] ([空間] ページ)

空間インデックスを作成する場合は、[新しいインデックス] ダイアログ ボックスの [空間] ページを使用して空間プロパティの値を指定します。

既存の空間インデックスについては、[インデックスのプロパティ] ダイアログ ボックスの [空間] ページを使用してインデックスの空間プロパティを表示または変更します。空間プロパティを変更すると、その空間インデックスが削除されて再作成されます。

注意

空間インデックスを作成する場合、[スクリプト] ボタンをクリックしてスクリプトの保存先を選択することにより、空間インデックスを作成するための Transact-SQLCREATE SPATIAL INDEX スクリプトを生成できます。

SQL Server Management Studio で空間インデックスを作成するには

SQL Server Management Studio でインデックスのプロパティを表示するには

オプション

[境界ボックス]

境界ボックスは、幾何平面の最上位レベルのグリッドの境界です。境界ボックスのパラメータは、ジオメトリ グリッド テセレーションにのみ存在します。[テセレーション スキーム][地理グリッド] である場合は、これらのパラメータは淡色表示になります。

パネルには、境界ボックスの座標 (X-min,Y-min)(X-max,Y-max) が表示されます。座標の既定値はありません。そのため、geometry 型の列に新しい空間インデックスを作成する場合は、座標の値を指定する必要があります。

  • [X の最小値]
    境界ボックスの左下隅の X 座標。

  • [Y の最小値]
    境界ボックスの左下隅の Y 座標。

  • [X の最大値]
    境界ボックスの右上隅の X 座標。

  • [Y の最大値]
    境界ボックスの右上隅の Y 座標。

[全般]

  • [テセレーション スキーム]
    インデックスのテセレーション スキームを示します。サポートされているテセレーション スキームは次のとおりです。

    • [ジオメトリ グリッド]
      geometry データ型の列に適用される、ジオメトリ グリッド テセレーション スキームを指定します。

    • [地理グリッド]
      geography データ型の列に適用される、地理グリッド テセレーション スキームを指定します。

    SQL Server でのテセレーションの実装方法については、「空間インデックスの概要」を参照してください。

  • [オブジェクトごとのセル数]
    インデックスの単一の空間オブジェクトに使用できるオブジェクトごとのテセレーション セル数を示します。1 ~ 8192 の整数を指定できます。既定値は 16 です。

    最上位レベルで、1 つのオブジェクトが n で指定されたセル数よりも多くのセルを使用する場合、インデックス作成では、必要な数のセルを使用して完全な最上位レベルのテセレーションを提供します。その場合、オブジェクトには指定されたセル数よりも多くのセルが割り当てられることがあります。このとき、最大数は、[レベル 1] の密度に応じて最上位レベルのグリッドで生成されたセルの数となります。

[グリッド]

このパネルには、テセレーション スキームの各レベルにおけるグリッド密度が表示されます。密度は、[低][中]、または [高] で指定されます。既定値は [中] です。[低] は 4 × 4 のグリッド (16 個のセル)、[中] は 8 × 8 のグリッド (64 個のセル)、[高] は 16 × 16 のグリッド (256 個のセル) を表します。

  • [レベル 1]
    第 1 レベル (最上位) グリッドの密度です。

  • [レベル 2]
    第 2 レベルのグリッドの密度です。

  • [レベル 3]
    第 3 レベルのグリッドの密度です。

  • [レベル 4]
    第 4 レベルのグリッドの密度です。