[監査] ([全般] ページ)
このページを使用すると、監査を作成、変更、または表示できます。SQL Server Audit の詳細については、「SQL Server 監査について」を参照してください。
[監査名]
監査の名前。これは、新しい監査を作成すると自動的に生成されますが、編集可能です。[キューの遅延 (ミリ秒)]
監査アクションの処理が強制されるまでの時間 (ミリ秒単位) を指定します。値 0 は同期配信を表します。既定の最小値は 1000 (1 秒) です。最大値は 2,147,483,647 (2,147,483.647 秒、つまり 24 日 20 時間 31 分 23.647 秒) です。[監査ログのエラー時にサーバーをシャットダウンする]
監査対象に書き込みを行うサーバー インスタンスが監査対象にデータを書き込むことができない場合に、サーバーを強制的にシャットダウンします。これを発行するログインには、SHUTDOWN 権限が必要です。ログオンにこの権限がない場合、この機能は失敗し、エラー メッセージが表示されます。監査エラーによってシステムのセキュリティまたは整合性が損なわれる可能性がある場合にのみ、この機能を使用することをお勧めします。
[監査の出力先]
監査データの出力先を指定します。バイナリ ファイル、Windows アプリケーション ログ、または Windows セキュリティ ログを指定できます。SQL Server は、Windows で追加の設定を行わないと Windows セキュリティ ログに書き込むことができません。詳細については、「サーバー監査イベントをセキュリティ ログに書き込む方法」を参照してください。注 Windows XP では、セキュリティ ログへの書き込みは実行できません。
[ファイル パス]
[監査の出力先] にファイルが指定されている場合に、監査データが書き込まれるフォルダの場所を指定します。…
ファイル パスを指定したり監査ファイルの書き込み先フォルダを作成したりするための [フォルダの参照] ダイアログ ボックスを開きます。[ロールオーバー ファイルの最大数]
ファイル システム内に保持する監査ファイルの最大数を指定します。MAX_ROLLOVER_FILES=UNLIMITED が設定されている場合、作成されるロールオーバー ファイルの数は制限されません。既定値は UNLIMITED です。指定できるファイルの最大数は 2,147,483,647 です。[ファイルの最大サイズ (MB)]
監査ファイルの最大サイズ (MB) を指定します。指定できる最小サイズは 1,024 KB、最大サイズは 2,147,483,647 TB です。UNLIMITED も指定できます。これを指定した場合、ファイルのサイズに制限は設定されません。1,024 KB 未満の値を指定すると、MSG_MAXSIZE_TOO_SMALL のエラーが発生します。既定の設定は UNLIMITED です。[ディスク領域を予約する]
指定した最大ファイル サイズと等しい領域が、ディスク上に事前に割り当てられるように指定します。この設定を使用できるのは、MAXSIZE が UNLIMITED 以外の場合のみです。既定の設定は OFF です。
解説
初めて監査を作成した場合、監査は無効になっています。監査を使用するサーバー監査の仕様またはデータベース監査の仕様を作成した後に、この監査を有効にする必要があります。
監査の出力先のファイル
SQL Server サービス アカウントには、監査ログ ファイルが作成されるディレクトリに対する CREATE FILE 権限が必要です。
[監査の出力先] として [ファイル] を選択すると、SQL Server Audit によって監査ログ ファイル名が生成され、[ファイル パス] で指定したパスを使用してそのファイル名が構成されます。これは、同様の名前が付けられた監査によって、競合するファイル名が生成されないようにするための措置です。監査ログ ファイル名は、次の要素を使用して構成されます。
AuditName - 監査の作成時に指定した監査の名前。
AuditGUID - メタデータに格納されている監査を識別する GUID。
PartitionNumber - ファイルのセットをパーティション分割するために SQL Server 拡張イベントによって生成された番号。
TimeStamp - 監査ファイルの作成時に UTC 時刻を変換して生成された 64 ビット整数。
ファイル拡張子 - sqlaudit
権限
サーバー監査を作成、変更、または削除する場合、プリンシパルには、ALTER ANY AUDIT または CONTROL SERVER の権限が必要です。