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フィルター式の例 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)

フィルターを作成するには、1 つ以上のフィルター式を指定する必要があります。フィルター式には、式、データ型、演算子、および値が含まれます。ここでは、一般的に使用されるフィルターの例を示します。

注意

レポート定義 (.rdl) は、Business Intelligence Development Studio のレポート ビルダー 3.0 およびレポート デザイナーで作成および変更できます。これらの作成環境では、レポートおよび関連アイテムの作成方法、開く方法、および保存方法が異なります。詳細については、microsoft.com Web サイトの「レポート デザイナーとレポート ビルダー 3.0 でのレポートのデザイン (SSRS)」を参照してください。

フィルターの例

次の表は、さまざまなデータ型と演算子を使用するフィルター式の例を示します。比較のスコープは、フィルターが定義されたレポート アイテムによって決まります。たとえば、データセットに定義されたフィルターの場合、[上位 10%] はデータセットの値の上位 10% になります。グループに定義されたフィルターの場合、[上位 10%] はグループの値の上位 10% になります。

単純式

データ型

演算子

説明

[SUM(Quantity)]

Integer

>

7

7 より大きいデータ値が含まれます。

[SUM(Quantity)]

Integer

TOP N

10

上位 10 データ値が含まれます。

[SUM(Quantity)]

Integer

TOP %

20

上位 20% のデータ値が含まれます。

[Sales]

Text

>

=CDec(100)

$100 より大きい System.Decimal 型 (SQL "money" データ型) のすべての値が含まれます。

[OrderDate]

DateTime

>

2008-01-01

2008 年 1 月 1 日から現在の日付までのすべての日付が含まれます。

[OrderDate]

DateTime

BETWEEN

2008-01-01

2008-02-01

2008 年 1 月 1 日から 2008 年 2 月 1 日までの日付が含まれます。

[Territory]

Text

LIKE

*east

最後に "east" が付くすべての販売区域名。

[Territory]

Text

LIKE

%o%th*

名前の先頭に North と South が含まれるすべての販売区域名。

=LEFT(Fields!Subcat.Value,1)

Text

IN

B, C, T

B、C、T のいずれかの文字で始まるすべてのサブカテゴリ値。

レポート パラメーターの例

次の表は、単一値か複数値のパラメーター参照を含むフィルター式の例を示します。

パラメーターの型

(フィルター) 式

演算子

データ型

単一値

[EmployeeID]

=

[@EmployeeID]

整数

複数値

[EmployeeID]

IN

[@EmployeeID]

整数