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[呼び出し履歴] ウィンドウ

[呼び出し履歴] ウィンドウには、呼び出し履歴上のモジュール、およびモジュールに渡されるパラメータのデータ型と値が表示されます。Transact-SQL モジュールには、ストアド プロシージャ、関数、およびトリガがあります。呼び出し履歴を表示するには、デバッグ モードである必要があります。

[呼び出し履歴] ウィンドウにアクセスするには

  • [デバッグ] メニューの [ウィンドウ] をポイントし、[呼び出し履歴] をクリックします。

現在の呼び出し履歴フレームを変更するには

次の手順のどちらかを使用して、スタック フレームを現在のフレームにすることができます。

  • スタック フレームを右クリックし、[フレームに切り替え] をクリックします。

  • スタック フレームをダブルクリックします。

現在のフレーム以外のフレームのソースを表示するには

  • スタック フレームを右クリックし、[ソース コードへ移動] をクリックします。

スタック フレーム

[呼び出し履歴] ウィンドウの各行はスタック フレームと呼ばれ、Transact-SQL スクリプト ファイルからモジュールへの呼び出し、またはあるモジュールから別のモジュールへの呼び出しを表します。表示上、一番下のスタック フレームは、スタックへの最初の呼び出しを行ったデータベース エンジンのクエリ エディタ ウィンドウの行を表します。一番上の行は、デバッガが実行を一時停止した行を表し、ウィンドウの左余白の黄色の矢印で示されます。その間の各行は、モジュールと、1 つ上のスタック フレームを呼び出したソース コードの行番号を表します。

[ローカル][ウォッチ]、および [クイック ウォッチ] の各ウィンドウ内のすべての式は、現在のスタック フレームに基づいて評価されます。クエリ エディタ ウィンドウには、現在のフレームのコードが表示されます。既定では、現在のスタック フレームは、Transact-SQL デバッガが実行を一時停止したフレームです。現在のスタック フレームを別のフレームに変更すると、[ローカル][ウォッチ]、および [クイック ウォッチ] の各ウィンドウ内の式が新しいフレームのコンテキストで再評価され、新しいフレームのソース コードがクエリ エディタ ウィンドウに表示されます。

  • [名前]
    呼び出し履歴上のモジュールに関する情報を表示します。

    呼び出し履歴の一番下の行の場合、[名前] には、クエリ エディタのソース ウィンドウとスタックへの最初の呼び出しの行番号が表示されます。その他の行の場合、[名前] は、[Module(Instance.Database)(ParmList) LineNumber] の形式になります。

    • [Module]
      ストアド プロシージャ、関数、または次のフレームを呼び出したストアド プロシージャの名前です。

    • [Instance.Database]
      データベース エンジンのインスタンスと、モジュールを保持しているデータベースです。

    • [ParmList]
      モジュールの呼び出し時に渡される各パラメータのデータ型、名前、および値を示します。

    • [LineNumber]
      一番上の行を除くすべての行では、[LineNumber] は、モジュール内のどの行でフレームを呼び出したかを示します。一番上の行では、[LineNumber] は、デバッガのフォーカスが現在置かれている行を示します。

  • [言語]
    Transact-SQL を表す [Transact-SQL] が表示されます。