次の方法で共有


[全般] ([レポート パラメーターのプロパティ] ダイアログ ボックス) (レポート ビルダー 3.0)

[レポート パラメーターのプロパティ] ダイアログ ボックスの [全般] を選択すると、パラメーター名、プロンプトに表示されるテキスト、パラメーターによって返されるデータの型など、パラメーター値のオプションを変更できます。また、空白や NULL などさまざまな値をパラメーターを使用して返したり、パラメーターをレポート ツール バーに表示したりできます。

オプション

  • [名前]
    パラメーターの名前を入力します (大文字と小文字が区別されます)。名前は文字で始まる必要があります。また、名前には、文字、数字、アンダースコア (_) を使用し、空白は使用しないでください。自動的に生成されたパラメーターの名前は、データセット クエリのクエリ パラメーターと同じ名前になります。既定では、手動で作成されたパラメーターの名前は、ReportParameter1 のようになります。

  • [プロンプト]
    レポートの実行時に、レポートの上部にあるパラメーター テキスト ボックスの隣に表示されるテキストを入力します。

  • [データ型]
    パラメーターのデータ型を選択します。パラメーターのデータ型によって、式でパラメーターを使用する方法が異なります。パラメーターのデータ型は、データセット内のフィールドのデータ型と一致する必要があります。

    次の一覧に示すように、データ型によって、ユーザーがレポート ビューアー ツール バーでパラメーター値を入力する方法が決まります。

    • [Boolean]。オプション ボタンから true または false を選択します。

    • [DateTime]。カレンダー コントロールから日付を選択します。

    • [Integer]。テキスト ボックスに値を入力します。

    • [Float]。テキスト ボックスに値を入力します。

    • [Text]。テキスト ボックスに値を入力します。

    • パラメーターに有効な値を定義した場合は、データ型が DateTime であっても、ユーザーはドロップダウン リストから値を選択することになります。

  • [空白の値を許可]
    パラメーターの値に空の文字列を許可する場合に選択します。

  • [NULL 値を許可]
    パラメーターの値に NULL 値を許可する場合に選択します。

  • [複数の値を許可]
    パラメーターの値に、ドロップダウン リストに表示される複数の値を指定できる場合に選択します。NULL 値は許容されません。このチェック ボックスがオンの場合、パラメーターのドロップダウン リストで、使用可能な値の一覧にチェック ボックスが追加されます。一覧の一番上には、[すべて選択] チェック ボックスが表示されます。ユーザーは、必要な値のチェック ボックスをオンにすることができます。

  • [パラメーターの表示設定の選択]
    パブリッシュされたレポート内でのパラメーターの表示方法、つまり、レポートを表示するユーザーがパラメーターをどのように操作するかを制御するオプションを選択します。

  • [表示]
    レポートの実行時にレポートの上部にレポート パラメーターを表示する場合に選択します。このオプションを選択すると、実行時にパラメーター値を選択できます。

  • [非表示]
    レポート内のレポート パラメーターを非表示にする場合に選択します。このレポート パラメーターの値は、レポートの URL やサブスクリプション定義で設定できます。また、レポート マネージャーを使用してレポート サーバーで設定することもできます。

  • [内部]
    レポート パラメーターを非表示にする場合に選択します。レポート パラメーターは、レポート定義でのみ参照できます。