対数スケールを指定する方法 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)
対数比例するデータがある場合は、グラフ上での対数スケールの使用を検討します。これにより、データの管理が容易になり、グラフの外観が向上します。ほとんどの対数スケールでは、底に 10 を使用します。
この機能は値軸でのみ使用できます。通常、値軸は縦軸 (Y 軸) です。ただし、横棒グラフの値軸は横軸 (X 軸) です。
軸が対数の場合、その軸に関連するその他すべてのプロパティは、対数スケールで示されます。たとえば、10 を底とする対数スケールを軸で指定した場合、軸の間隔を 2 に設定すると、10 の 2 乗 (つまり 100) の増分率で間隔が生成されます。つまり、軸の値は既定の 1、10、100、1000、10000 ではなく、1、100、10000 という値を取ります。
注 |
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レポート定義 (.rdl) は、Business Intelligence Development Studio のレポート ビルダー 3.0 およびレポート デザイナーで作成および変更できます。これらの作成環境では、レポートおよび関連アイテムの作成方法、開く方法、および保存方法が異なります。詳細については、microsoft.com Web サイトの「レポート デザイナーとレポート ビルダー 3.0 でのレポートのデザイン (SSRS)」を参照してください。 |
対数スケールを指定するには
グラフの Y 軸を右クリックし、[縦軸のプロパティ] をクリックします。[縦軸のプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[軸のオプション] で、[対数スケールを使用する] を選択します。
[対数の底] ボックスに、対数の底を正の値で入力します。値を指定しなかった場合、対数の底は既定値の 10 に設定されます。