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株価チャート (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)

株価チャートは、各データ ポイントに最大 4 つの値を使用する、財務データや科学的データ向けに特別にデザインされています。これらの値は、金融株価データをプロットする際に使用される、高値、安値、始値、終値に対応しています。この種類のグラフでは、マーカーを使用して始値と終値を表示します。マーカーは、通常、線または三角形です。次の例では、始値が左側のマーカーで示され、終値が右側のマーカーで示されています。

株価チャート

株価チャートについては、SQL Server 2008 R2 レポート ビルダー 3.0 のサンプル レポートに例が含まれています。このサンプル レポートおよびその他のサンプル レポートをダウンロードする方法の詳細については、SQL Server 2008 R2 の「レポート ビルダー 3.0 およびレポート デザイナーのサンプル レポート」を参照してください。

注意

レポート定義 (.rdl) は、Business Intelligence Development Studio のレポート ビルダー 3.0 およびレポート デザイナーで作成および変更できます。これらの作成環境では、レポートおよび関連アイテムの作成方法、開く方法、および保存方法が異なります。詳細については、microsoft.com Web サイトの「レポート デザイナーとレポート ビルダー 3.0 でのレポートのデザイン (SSRS)」を参照してください。

種類

  • ローソク足: ローソク足チャートは、特殊な形式の株価チャートです。このチャートでは、四角形を使用して、始値から終値までの範囲が示されます。株価チャートと同様、ローソク足チャートでは、各データ ポイントに最大 4 つの値を表示することができます。

株価チャートのデータに関する注意点

  • 年間の株価の動向など、多数の株価データ ポイントを表示する場合、各データ ポイントの始値、終値、高値、安値をそれぞれ区別することは困難です。この場合は、株価チャートの代わりに折れ線グラフの使用を検討してください。

  • 軸ラベルが生成されると、通常、ラベル付けは 0 から始まります。一般に、株価は、他のデータセットと同じようには変動しません。このため、データを見やすくする目的で、必要に応じて軸ラベルが 0 から始まらないようにします。これを行うには、[軸のプロパティ] ダイアログ ボックスまたは [プロパティ] ウィンドウで、IncludeZeroFalse に設定します。グラフの軸ラベルを作成する方法の詳細については、「グラフの軸ラベルの書式設定 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。

  • Reporting Services には、価格指標、相対力指数、MACD など、株価チャートで使用する多くの計算式が用意されています。