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getFunctionColumns メソッド (SQLServerDatabaseMetaData)

指定されたカタログのシステム関数またはユーザー関数のパラメーターと戻り値の型に関する記述を取得します。

注意

この機能は、Microsoft SQL Server JDBC Driver Version 2.0 から導入されました。

構文

public ResultSet getFunctionColumns(java.lang.String catalog,
                       java.lang.String schemaPattern,
                       java.lang.String functionNamePattern
                       java.lang.String columnNamePattern)

パラメーター

catalog

カタログ名を含む String です。空の文字列 "" の場合、結果にはカタログのない関数が含まれます。null の場合、カタログ名は検索に使用されません。

schemaPattern

スキーマ名のパターンを含む String です。空の文字列 "" の場合、結果にはスキーマのない関数が含まれます。null の場合、スキーマ名は検索に使用されません。

functionNamePattern

関数の名前を含む String です。

columnNamePattern

パラメーターの名前を含む String です。

戻り値

SQLServerResultSet オブジェクトです。

例外

SQLServerException

解説

getFunctionColumns メソッドは、java.sql.DatabaseMetaData インターフェイスの getFunctionColumns メソッドで規定されています。

このメソッドは、指定されたカタログ内の指定されたスキーマ、関数名、およびパラメーター名に一致する関数およびパラメーターだけを返します。

結果セットの各行には、パラメーターの説明、列の説明、または戻り値の型に対する次の列が含まれます。

名前 種類 説明

FUNCTION_CAT

String

関数が存在するデータベースの名前です。

FUNCTION_SCHEM

String

関数のスキーマです。

FUNCTION_NAME

String

関数の名前です。

COLUMN_NAME

String

パラメーターまたは列の名前です。

COLUMN_TYPE

short

列の種類です。次のいずれかの値を指定します。

  • functionColumnUnknown (0): 不明な型です。
  • functionColumnIn (1): 入力パラメーターです。
  • functionColumnInOut (2): 入力/出力パラメーターです。
  • functionColumnOut (3): 出力パラメーターです。
  • functionReturn (4): 関数の戻り値です。
  • functionColumnResult (5): パラメーターまたは列は結果セット内の列です。

DATA_TYPE

smallint

Java.sql.Types からの SQL データ型の値です。

TYPE_NAME

String

データ型の名前です。

PRECISION

int

有効桁数です。

LENGTH

int

データの長さです (バイト)。

SCALE

short

小数点以下の桁数です。

RADIX

short

数値型の基数です。

NULLABLE

short

パラメーターまたは戻り値に null 値を含めることができるかどうかを示します。

次のいずれかの値を指定します。

  • functionNoNulls (0): NULL 値は許可されません。
  • functionNullable (1): NULL 値は許可されます。
  • functionNullableUnknown (2): 不明です。

REMARKS

String

列またはパラメーターに関するコメントです。

COLUMN_DEF

String

列の既定値です。

注意

この情報は SQL Server で利用可能であり、JDBC ドライバー固有です。

SQL_DATA_TYPE

smallint

この列は、datetime および ISO interval データ型を除き、DATA_TYPE 列と同じです。

注意

この情報は SQL Server で利用可能であり、JDBC ドライバー固有です。

SQL_DATETIME_SUB

smallint

SQL_DATA_TYPE の値が SQL_DATETIME または SQL_INTERVAL の場合は、datetime または ISO interval サブコードになります。datetime と ISO interval 以外のデータ型の場合、この列は NULL です。

注意

この情報は SQL Server で利用可能であり、JDBC ドライバー固有です。

CHAR_OCTET_LENGTH

int

パラメーターまたは列に基づいたバイナリおよび文字の最大長です。他のデータ型の場合は NULL です。

ORDINAL_POSITION

int

入力パラメーターおよび出力パラメーターの場合は、1 から始まる位置を表します。

結果セット列の場合は、1 から始まる結果セット内の列の位置です。

戻り値の場合は 0 です。

IS_NULLABLE

String

パラメーターまたは列で null 値が許可されるかどうかを決定します。

次のいずれかの値を指定します。

YES: パラメーターまたは列に NULL 値を含めることができます。

NO: パラメーターまたは列に NULL 値を含めることができません。

空の文字列 (""): 不明です。

SS_TYPE_CATALOG_NAME

String

UDT (ユーザー定義型) を含むカタログの名前です。

SS_TYPE_SCHEMA_NAME

String

UDT (ユーザー定義型) を含むスキーマの名前です。

SS_UDT_CATALOG_NAME

String

完全修飾名の UDT (ユーザー定義型) です。

SS_UDT_SCHEMA_NAME

String

XML スキーマ コレクション名が定義されているカタログの名前です。カタログ名が見つからない場合は、この変数に空文字列が含まれます。

SS_UDT_ASSEMBLY_TYPE_NAME

String

XML スキーマ コレクション名が定義されているスキーマの名前です。スキーマ名が見つからない場合は、空文字列です。

SS_XML_SCHEMACOLLECTION_CATALOG_NAME

String

XML スキーマ コレクションの名前です。名前が見つからない場合は、空文字列です。

SS_XML_SCHEMACOLLECTION_SCHEMA_NAME

String

UDT (ユーザー定義型) を含むカタログの名前です。

SS_XML_SCHEMACOLLECTION_NAME

String

UDT (ユーザー定義型) を含むスキーマの名前です。

SS_DATA_TYPE

tinyint

拡張ストアド プロシージャによって使用される SQL Server データ型です。

   SQL Server によって返されるデータ型の詳細については、SQL Server オンライン ブックの「データ型 (Transact-SQL)」を参照してください。

参照

リファレンス

SQLServerDatabaseMetaData クラス

概念

SQLServerDatabaseMetaData のメンバー