SQL Server の同じインスタンスでユーティリティ コレクション セットとユーティリティ以外のコレクション セットを実行する場合の考慮事項
SQL Server ユーティリティ コレクション セットは、SQL Server ユーティリティ以外のコレクション セットとサイド バイ サイドで実行できます。つまり、SQL Server のマネージ インスタンスは、SQL Server ユーティリティのメンバーであれば、他のコレクション セットによって監視できます。ただし、SQL Server ユーティリティ以外のデータ収集機能は、SQL Server のインスタンスが SQL Server ユーティリティに登録されている場合は無効にする必要があります。
インスタンスが UCP に登録されたら、SQL Server ユーティリティ以外のコレクション セットを再開できます。ただし、マネージ インスタンス上のすべてのコレクション セットは、そのデータをユーティリティ管理データ ウェアハウス (UMDW) にアップロードすることに注意してください。UMDW ファイル名は sysutility_mdw です。
SQL Server ユーティリティ コレクション セットを SQL Server ユーティリティ以外のコレクション セットとサイド バイ サイドで実行する場合は、次の点を考慮してください。
コレクション セットはサイド バイ サイドで実行できます。
インスタンスを SQL Server ユーティリティに登録している間は、既存のデータ コレクターを無効にする必要があります。
検証要件を満たすには、次のストアド プロシージャを、UCP を作成する前に SQL Server のインスタンスで、SQL Server ユーティリティに登録する前に SQL Server のインスタンスで実行する必要があります。
exec msdb.dbo.sp_syscollector_set_warehouse_database_name NULL exec msdb.dbo.sp_syscollector_set_warehouse_instance_name NULL exec msdb.dbo.sp_syscollector_set_warehouse_database_name NULL exec msdb.dbo.sp_syscollector_set_warehouse_instance_name NULL
UCP の作成ウィザードまたはマネージ インスタンスの追加ウィザードを起動する前にこれらのストアド プロシージャを実行しないと、操作は失敗します。
SQL Server ユーティリティの UMDW (sysutility_mdw) は、SQL Server のマネージ インスタンス上のすべてのコレクション セットに対して使用する必要があります。