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SharePoint リスト接続 (SSRS)

Microsoft SharePoint リストのデータをレポートに含めるには、種類が Microsoft SharePoint リストのレポート データ ソースに基づいたデータセットを追加または作成する必要があります。これは、Microsoft SQL Server Reporting Services SharePoint リストのデータ拡張機能に基づいたビルトイン データ ソースの種類です。このデータ ソースの種類を使用して、SharePoint Foundation 2010、SharePoint Server 2010、Windows SharePoint Services 3.0、および Office SharePoint Server 2007 のサイトにあるリスト データに接続し、そのデータを取得します。

このトピックの情報を使用して、データ ソースを作成してください。手順の詳細については、「データ接続またはデータ ソースの追加および確認を行う方法 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。

この記事の内容

接続文字列

クエリ

パラメーター

操作方法に関するトピック

関連セクション

接続文字列

SharePoint リストへの接続文字列は、SharePoint サイトまたはサブサイトの URL です (http://MySharePointWeb/MySharePointSite や http://MySharePointWeb/MySharePointSite/Subsite など)。

クエリ デザイナーには、付与されている権限でアクセスできる SharePoint リストが表示されます。

接続文字列のその他の例については、「レポート ビルダー 3.0 のデータ接続、データ ソース、および接続文字列」を参照してください。

資格情報

クエリの実行、ローカルでのレポートのプレビュー、およびレポート サーバーからのレポートのプレビューには、資格情報が必要です。

レポートをパブリッシュした後、レポートをレポート サーバーで実行するときに、データを取得するための権限が有効であるように、データ ソースの資格情報を変更することが必要になる場合があります。

このデータ拡張機能で使用できる資格情報の種類は、データ ソースとして使用している SharePoint リストの SharePoint テクノロジの構成によって異なります。

資格情報の種類には、次のものがあります。

  • 現在の Windows ユーザー (統合セキュリティとも呼ばれます)。

    • 信頼済みアカウント モードのレポート サーバーと連携するように構成されている SharePoint テクノロジの場合、このオプションはサポートされません。

    • Windows 統合モードのレポート サーバーと連携するように構成されている SharePoint テクノロジの場合、このオプションは現在の Windows ユーザーと現在の SharePoint ユーザーの両方に適用されます。

    • レポート サーバーなしで動作するように構成されている SharePoint テクノロジの場合、このオプションはサポートされません。

  • 保存されているユーザー名とパスワードを使用する。このオプションでは Windows 統合セキュリティのみがサポートされます。

  • ユーザーに資格情報を要求する。このオプションでは Windows 統合セキュリティのみがサポートされます。

  • 資格情報を必要としない。このオプションを使用するには、レポート サーバーで自動実行アカウントを構成する必要があります。詳細については、msdn.microsoft.com にある Reporting Services のドキュメントの「自動実行アカウントの構成」を参照してください。

詳細については、「データ接続、データ ソース、および接続文字列 (SSRS)」、「レポート ビルダー 3.0 での資格情報の指定」、および「Reporting Services でサポートされるデータ ソース (SSRS)」を参照してください。

クエリ

クエリを設計するには、データ ソースから新規データセットを作成し、関連するクエリ デザイナーを開きます。詳細については、「共有データセットまたは埋め込みデータセットを作成する方法 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。

SharePoint リストのグラフィカル クエリ デザイナーには、次の 4 つのペインがあります。

SharePoint リスト このデータ ソースについて、サイト上のすべての SharePoint リストの一覧が表示されます。リストを選択してから、クエリに使用するフィールドを選択します。このペインの各フィールドの名前は、SharePoint 表示名です。アイテムの上にマウス ポインターを移動すると、ツールヒントに次のプロパティが表示されます。

  • **名前   **フィールドの一意の名前です。

  • **識別子   **フィールドの一意の識別子です。

  • **フィールドの型   **フィールドのデータ型です。

  • **非表示   **SharePoint リスト ビューにフィールドを表示するかどうかを指定します。

複数のリストからフィールドを選択することはサポートされていません。

  • **選択されたフィールド  ** 選択したフィールドが表示されます。このペインのフィールドの名前は、SharePoint ユーザーが指定した表示名になります。クエリ デザイナーを閉じると、レポート データ ペインのデータセット フィールド コレクションにこれらの名前が表示されます。一意の名前と表示名の関係については、「[フィールド] ([データセットのプロパティ] ダイアログ ボックス) (レポート ビルダー 3.0)」を参照してください。

  • **適用されたフィルター  ** SharePoint リストから返されたデータがレポートに返される前に、このデータを制限します。使用するフィールド名、演算子、および値を選択し、リストに取得されるデータを制限します。演算子は、選択した値のデータ型によって異なります。

    グラフィカル クエリ デザイナーでは、並べ替え順を変更したり、グループを指定したりすることはできません。これらの手順を実行するには、レポート データセットの並べ替え式およびレポートのデータ領域のグループ式を設定します。クエリ パラメーターはサポートされていません。レポートでデータをフィルター処理するには、作成したレポート フィルターまたはレポート パラメーターを使用します。詳細については、「データのフィルター処理、グループ化、並べ替え (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」および「パラメーター (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。

  • **クエリ結果  ** クエリの実行時に返される行のサンプルが表示されます。SharePoint リストの値が SharePoint サイトで頻繁に変更されると、クエリ結果ペインに表示される値とレポートの値が異なる場合があります。

  • **選択されたフィールド  ** 選択したフィールドが表示されます。このペインのフィールドの名前は、SharePoint ユーザーが指定した表示名になります。クエリ デザイナーを閉じると、レポート データ ペインのデータセット フィールド コレクションにこれらの名前が表示されます。一意の名前と表示名の関係については、「[フィールド] ([データセットのプロパティ] ダイアログ ボックス) (レポート ビルダー 3.0)」を参照してください。

  • **適用されたフィルター  ** SharePoint リストから返されたデータがレポートに返される前に、このデータを制限します。使用するフィールド名、演算子、および値を選択し、リストに取得されるデータを制限します。演算子は、選択した値のデータ型によって異なります。

    グラフィカル クエリ デザイナーでは、並べ替え順を変更したり、グループを指定したりすることはできません。これらの手順を実行するには、レポート データセットの並べ替え式およびレポートのデータ領域のグループ式を設定します。クエリ パラメーターはサポートされていません。レポートでデータをフィルター処理するには、作成したレポート フィルターまたはレポート パラメーターを使用します。詳細については、「データのフィルター処理、グループ化、並べ替え (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」および「パラメーター (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。

  • **クエリ結果  ** クエリの実行時に返される行のサンプルが表示されます。SharePoint リストの値が SharePoint サイトで頻繁に変更されると、クエリ結果ペインに表示される値とレポートの値が異なる場合があります。

詳細については、「SharePoint リストのクエリ デザイナー (レポート ビルダー 3.0)」を参照してください。

クエリ テキスト

グラフィカル クエリ デザイナーで生成されたクエリを表示するには、テキスト ベースのクエリ デザイナーに切り替えます。このビューには、グラフィカル クエリ デザイナーで作成された XML が表示されます。XML には、リスト名、フィールド コレクション、およびフィルターの要素が含まれています。

例 1. リストの指定フィールド

次の例は、整形式の SharePoint クエリを示しています。

<RSSharePointList>
<listName>MyList</listName>
<viewFields>
  <FieldRef Name="Field1"/>
  <FieldRef Name="Field4"/>
</viewFields>
<Query>
  <Where>
    <And>
      <Gt>
        <FieldRef Name="Field1"/>
        <Value Type="Integer">1</Value>
      </Gt>
      <IsNotNull>
        <FieldRef Name="Field2"/>
        <Value Type="string"/>
      </IsNotNull> 
    </And>
  </Where>
</Query>
</RSSharePointList>

このビューのクエリは、整形式の XML テキストである場合、編集できます。

例 2. リストのすべてのフィールド

リストの名前のみを指定することもできます。非表示のフィールドを含むすべてのフィールドが返されます。次の例では、Tasks という名前のリストからすべてのフィールドを取得します。

<RSSharePointList>
<listName>Tasks</listName>
</RSSharePointList>

リスト Tasks のすべてのフィールドがクエリ結果で返されます。

パラメーター

このデータ拡張機能では、パラメーターはサポートされていません。

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関連セクション

次に示すセクションでは、レポート データの概念に関する詳細な情報と、データに関連するレポートのパーツを定義、カスタマイズ、および使用する手順に関する情報を提供します。

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