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LASTDATE 関数 (DAX)

指定された日付列の、現在のコンテキストにおける最後の日付を返します。

構文

LASTDATE(<dates>)

パラメーター

項目

定義

dates

日付を格納する列。

戻り値

日付値が格納されている、1 行 1 列から成るテーブル。

説明

注意

コンテキストが数式の結果に与える影響の詳細については、「DAX の数式のコンテキスト」を参照してください。

dates 引数には、次のいずれかを指定できます。

  • 日付/時刻列への参照。

  • 日付/時刻値の単一列を返すテーブル式。

  • 日付/時刻値の単一列テーブルを定義するブール式。

注意

ブール式の制約の詳細については、「CALCULATE 関数 (DAX)」を参照してください。

現在のコンテキストが単一の日付の場合、FIRSTDATE 関数と LASTDATE 関数で返される値は同じになります。

実際には、戻り値は 1 行 1 列のテーブルになります。そのため、この関数は、引数にテーブルを必要とする任意の関数の引数として使用できます。さらに、戻り値は、日付の値が必要な場合に使用できます。

使用例

次の例は、現在のコンテキストで、インターネット経由で販売が行われた最後の日付を取得するメジャーを作成する数式です。

この数式の動作を確認するには、ピボットテーブルを作成し、ピボットテーブルの [行ラベル] 領域に CalendarYear フィールドを追加します。次に、コード例で定義されている数式を使用して、ピボットテーブルの [値] 領域に LastSaleDate という名前のメジャーを追加します。

=LASTDATE('InternetSales_USD'[SaleDateKey])