サーバーの全体管理を実行している Web フロントエンド サーバーに ADOMD.NET をインストールする方法

SharePoint ファームでは、Windows SharePoint Services Web アプリケーション サービスを停止することで、SharePoint サーバーの全体管理のみを実行するように Web フロントエンドを構成できます。

このトポロジ (サーバーの全体管理 (Excel Services または PowerPivot for SharePoint はなし)) を持つファームに PowerPivot for SharePoint をインストールする場合に、PowerPivot 管理ダッシュボードの組み込みレポートへのフル アクセスが必要なときは、Microsoft ADOMD.NET クライアント ライブラリをダウンロードしてインストールする必要があります。ダッシュボードの一部のレポートでは、ADOMD.NET を使用して、ファームの PowerPivot クエリ処理およびサーバーの状態に関するレポート データを提供する内部データにアクセスします。

クライアント ライブラリのダウンロードとインストール

  1. SQL Server 2008 R2 用 Feature Pack ページで、Microsoft ADOMD.NET を見つけます。

  2. SQLServer2008_ASADOMD10.msi インストール プログラムの x64 パッケージをダウンロードします。

  3. .msi を実行して、ライブラリをインストールします。

  4. インストールの完了後、IIS をリセットします。この操作を行うには、管理者コマンド プロンプトを開き、「IISRESET」と入力します。

インストールの確認

  1. Windows\Assembly に移動します。

  2. Microsoft.AnalysisServices.AdomdClient を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  3. [バージョン] をクリックします。

  4. バージョンが 10.50.<ビルド番号> であること、および説明が Microsoft.AnalysisService.AdomdClient になっていることを確認します。