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PowerPivot ウィンドウ: [デザイン] タブ

ここでは、PowerPivot ウィンドウにある [デザイン] タブについて説明します。また、このタブで使用できるダイアログ ボックスについても説明します。ユーザー インターフェイスの概要と、PowerPivot ウィンドウを開く方法については、「PowerPivot UI の概要」を参照してください。 [デザイン] タブは、テーブルのプロパティの変更、リレーションシップの作成と管理、および既存のデータ ソースへの接続の変更を行うことができます。また、列を追加したり列の値を計算するタイミングを変更したりすることもできます。

説明付きの PowerPivot ウィンドウの [デザイン] タブ

注意注

Windows Vista および Windows 7 では、PowerPivot ウィンドウの機能をリボンから実行できます。このセクションではその手順について説明しています。Windows XP では、同じ機能を一連のメニューから実行できます。Windows XP を使用している場合、メニュー コマンドとリボン コマンドの対応については、「Windows XP の PowerPivot UI」を参照してください。

[デザイン] タブのオプション

[デザイン] タブのオプションは、グループ化されています。

列

[列] グループを使用すると、新しい列を作成したり、列の表示方法を変更したりできます。[ホーム] タブの [ビュー] グループには追加のオプションがあります。詳細については、「PowerPivot ウィンドウ: [ホーム] タブ」を参照してください。

  • [表示/非表示]:  [列の表示/非表示] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスを使用して、非表示になっている列を制御できます。また、PowerPivot ウィンドウでのみ列を非表示にするのか、テーブルに関連付けられているピボットテーブルでも非表示にするのかを指定できます。詳細については、「Hide or Freeze Columns」を参照してください。

  • [追加]:  現在のテーブルの右端に新しい列を追加します。詳細については、「計算列の作成」を参照してください。

  • [削除]:  現在選択されている列を削除します。複数の列を選択する場合は、Ctrl キーを押しながらクリックするのではなく、列をクリックしながらドラッグします。

計算

ブックで数式の再計算を行う方法を制御するには、[計算オプション] ボタンをクリックします。

  • [再計算実行]:  ブックが手動計算モードに設定されている場合にクリックすると、ブック全体の再計算を実行できます。

  • [自動計算モード]: 式の自動再計算を既定で有効にします。数式の結果に影響を及ぼす変更がブックのデータに対して行われた場合、数式を含んでいる列全体の再計算が発生します。

  • [手動計算モード]:  自動再計算をオフにします。数式を再計算するには、[今すぐ計算] をクリックします。ブックを保存する前に、再計算して検証することをお勧めします。

PowerPivot for Excel には、よく似ている 2 つの異なる操作があります。

  • データの更新とは、外部データ ソースから最新のデータを取得することです。詳細については、「PowerPivot でデータを更新する各種の方法」を参照してください。

  • 再計算とは、数式を含んでいるブックで列とテーブルを更新することです。詳細については、「数式の再計算」を参照してください。

接続

このブックで使用する既存の接続の一覧を表示するには、[既存の接続] ボタンをクリックします。[既存の接続の選択] ダイアログ ボックスでは、接続のプロパティの編集、データの更新、データの取得を行うことができます。詳細については、「既存のデータ ソースのプロパティの編集」を参照してください。

リレーションシップ

[リレーションシップ] グループを使用すると、PowerPivot ブック内でテーブル間のリレーションシップを作成および管理できます。

リレーションシップの詳細については、「テーブル間のリレーションシップ」を参照してください。

プロパティ

[テーブルのプロパティ] ボタンをクリックして、[テーブルのプロパティの編集] ダイアログ ボックスを開きます。このダイアログ ボックスでは、テーブルのプロパティを表示および変更できます。対象となるのはインポートしたテーブルだけで、PowerPivot ウィンドウに直接貼り付けたテーブルは対象外です。

編集

必要に応じて [元に戻す] または [やり直し] をクリックします。操作を元に戻すことができない、または再実行できない場合は、このオプションは使用できません。

関連項目

概念

PowerPivot UI の概要