MDSCHEMA_ACTIONS 行セット
クライアント アプリケーションで利用できるアクションについて記述します。
行セットの列
MDSCHEMA_ACTIONS 行セットには、次の列が含まれています。
列名 |
型インジケータ |
長さ |
説明 |
---|---|---|---|
CATALOG_NAME |
DBTYPE_WSTR |
データベースの名前。 |
|
SCHEMA_NAME |
DBTYPE_WSTR |
サポートされていません。常に VT_NULL を格納します。 |
|
CUBE_NAME |
DBTYPE_WSTR |
このアクションが所属するキューブの名前。 |
|
ACTION_NAME |
DBTYPE_WSTR |
このアクションの名前。 |
|
ACTION_TYPE |
DBTYPE_I4 |
アクションのトリガ方法を指定するために使用されるビットマップ。Msmd.h ファイルは、このビットマップに対して次のビット値定数を定義します。
|
|
COORDINATE |
DBTYPE_WSTR |
アクションが実行される多次元領域でオブジェクトまたは座標を指定する多次元式 (MDX)。この制限列の値は、クライアント アプリケーションから提供される必要があります。 CORDINATE は、COORDINATE_TYPE で指定されたオブジェクトに解決される必要があります。 |
|
COORDINATE_TYPE |
DBTYPE_I4 |
COORDINATE 制限列の解釈方法を指定するビットマップ。Msmd.h ファイルは、このビットマップに対して次のビット値定数を定義します。
|
|
ACTION_CAPTION |
DBTYPE_WSTR |
キャプションと翻訳が DDL で指定されなかった場合は、アクション名。 キャプションまたは翻訳が指定され、CaptionIsMDX が False である場合は、次のいずれかの文字列になります。
キャプションまたは翻訳が指定され、CaptionIsMDX が True である場合は、指定した言語の適切な翻訳または DDL キャプションの指定した翻訳を見つけ、式を計算することによって生成される文字列。 アクションが MDX スクリプトで指定された場合、翻訳はなく、キャプションは常に MDX 式として扱われます。 |
|
DESCRIPTION |
DBTYPE_WSTR |
アクションについてのわかりやすい説明。 |
|
CONTENT |
DBTYPE_WSTR |
実行対象のアクションの式またはコンテンツ。 |
|
APPLICATION |
DBTYPE_WSTR |
アクションを実行するために使用されるアプリケーションの名前。 |
|
INVOCATION |
DBTYPE_I4 |
アクションの呼び出し方法に関する情報。
これらの列挙値は、Msmd.h ファイルで定義されます。 |
行セットは、CATALOG_NAME、SCHEMA_NAME、CUBE_NAME、ACTION_NAME を基準に並べ替えることができます。
注 |
---|
種類が MDACTION_TYPE_PROPRIETARY のアクションでは、APPLICATION 列の値を提供する必要があります。 |
制限の列
MDSCHEMA_ACTIONS 行セットは、次の表に示されている列で制限できます。
列名 |
型インジケータ |
制限の状態 |
---|---|---|
CATALOG_NAME |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
SCHEMA_NAME |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
CUBE_NAME |
DBTYPE_WSTR |
必須。 |
ACTION_NAME |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
ACTION_TYPE |
DBTYPE_I4 |
省略可。 |
COORDINATE |
DBTYPE_WSTR |
必須。 |
COORDINATE_TYPE |
DBTYPE_I4 |
必須。 |
INVOCATION |
DBTYPE_I4 |
(省略可) INVOCATION 制限列の既定値は MDACTION_INVOCATION_INTERACTIVE です。すべてのアクションを取得するには、INVOCATION 制限列で MDACTION_INVOCATION_ALL 値を使用します。 |
CUBE_SOURCE |
DBTYPE_UI2 |
(省略可) 次のいずれかの有効値を含むビットマップ。
既定の制限の値は 1 です。 |
重要 |
---|
INVOCATION 制限列の既定値は MDACTION_INVOCATION_INTERACTIVE です。この列の値を明示的に指定しないスキーマ行セットには、この値を持つ行しか格納されません。行セットにアクション セット全体を格納するには、INVOCATION 制限列で MDACTION_INVOCATION_ALL 定数を使用します。 |
クライアント アプリケーションは、OR 演算子を使用することによって複数の ACTION_TYPE を定義できます。
説明
次の表は、COORDINATE と COORDINATE_TYPE の有効な組み合わせの一覧です。
COORDINATE オブジェクトの種類 |
COORDINATE_TYPE |
---|---|
Cube |
MDACTION_COORDINATE_CUBE |
Dimension |
MDACTION_COORDINATE_DIMENSION MDACTION_COORDINATE_LEVEL MDACTION_COORDINATE_MEMBER MDACTION_COORDINATE_SET MDACTION_COORDINATE_CELL |
Hierarchy |
MDACTION_COORDINATE_DIMENSION |
Level |
MDACTION_COORDINATE_LEVEL |
Member |
MDACTION_COORDINATE_MEMBER |
Set |
MDACTION_COORDINATE_SET |
cell |
MDACTION_COORDINATE_CELL |