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SQLPrimaryKeys

テーブルには一意行識別子として機能できる列が含まれている場合もありますが、PRIMARY KEY 制約を適用せずに作成したテーブルからは、SQLPrimaryKeys に空の結果セットが返されます。ODBC 関数 SQLSpecialColumns は、主キーのないテーブルの行 ID の候補を報告します。

SQLPrimaryKeys は、CatalogName パラメータ、SchemaName パラメータ、または TableName パラメータに値が存在するかどうかに関係なく SQL_SUCCESS を返します。SQLFetch では、これらのパラメータに無効な値が使用されると SQL_NO_DATA が返されます。

SQLPrimaryKeys は静的サーバー カーソルで実行できます。更新可能なカーソル (動的カーソルまたはキーセット カーソル) で SQLPrimaryKeys を実行しようとすると、カーソルの種類が変更されていることを示す SQL_SUCCESS_WITH_INFO が返されます。

SQL Server Native Client ODBC ドライバは、CatalogName パラメータについて 2 部構成の名前 (Linked_Server_Name.Catalog_Name) を受け入れることにより、リンク サーバー上のテーブルに関する情報の報告をサポートしています。

SQLPrimaryKeys とテーブル値パラメータ

ステートメント属性 SQL_SOPT_SS_NAME_SCOPE の値が、既定値の SQL_SS_NAME_SCOPE_TABLE ではなく SQL_SS_NAME_SCOPE_TABLE_TYPE である場合、SQLPrimaryKeys はテーブル型の主キー列に関する情報を返します。SQL_SOPT_SS_NAME_SCOPE の詳細については、「SQLSetStmtAttr」を参照してください。

テーブル値パラメータの詳細については、「テーブル値パラメータ (ODBC)」を参照してください。

関連項目

概念

その他の技術情報