<source data query>
データ マイニング モデルの学習とマイニング モデルからの予測の作成を行うには、Microsoft SQL Server Analysis Services データベース外部のデータにアクセスする必要があります。データ マイニング拡張機能 (DMX) の <source data query> 句を使用して、この外部データを定義します。INSERT INTO (DMX)、SELECT FROM <model> PREDICTION JOIN (DMX)、および SELECT FROM NATURAL PREDICTION JOIN ステートメントはすべて、<source data query> を使用します。
クエリの種類
ソース データの指定には、最も一般的な次の 3 つの方法があります。
OPENQUERY (DMX)
このステートメントは、既存のデータ ソースを使用して、Analysis Services インスタンス外部のデータをクエリします。OPENQUERY は OPENROWSET の機能と同じですが、OPENQUERY には次の利点があります。
DMX クエリは、OPENQUERY を使用する方がより簡単に記述できます。クエリを記述するたびに新しい接続文字列を作成する代わりに、データ ソース内の既存の接続文字列を利用できます。データ ソース オブジェクトは、各ユーザーのデータ アクセスを制御することもできます。
管理者は、サーバー上のデータがアクセスされる方法を制御しやすくなります。たとえば、管理者は、サーバーに読み込まれるプロバイダや、アクセスできる外部データを管理できます。
OPENROWSET (DMX)
このステートメントは、既存のデータ ソースを使用して、Analysis Services インスタンス外部のデータをクエリします。SHAPE (DMX)
このステートメントは複数のデータ ソースをクエリして、入れ子になったテーブルを作成します。SHAPE を使用することによって、複数のソースから単一の階層テーブルにデータを結合できます。これは、Analysis Services の機能を利用して、テーブル内にテーブルを埋め込むことによってテーブルを入れ子にします。
ソース データの指定には、次のオプションを使用することもできます。
すべての有効な DMX ステートメント
すべての有効な多次元式 (MDX) ステートメント
ストアド プロシージャを返すテーブル
XML for Analysis (XMLA) 行セット
行セット パラメータ