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デザイン時のデータ ソース オブジェクト

Business Intelligence Development Studio のプロジェクトには、パッケージ内への接続の実装を容易にする、データ ソースとデータ ソース ビューという 2 つのデザイン時のオブジェクトが含まれています。

データ ソースとデータ ソース ビューは、パッケージとは別に構築してから、パッケージ内で使用します。データ ソースとデータ ソース ビューは、Integration Services、Analysis Services および Reporting Services プロジェクトで構築できます。

SQL ServerIntegration Services では、データ ソースとデータ ソース ビューは配置可能なオブジェクトではありません。その代わり、SSIS はオブジェクトのプロパティから接続マネージャーを作成して、パッケージに追加します。複数のパッケージで同じデータ ソースまたはデータ ソース ビューを使用し、複数のパッケージ全体で一定の方法を使用できます。たとえば、複数パッケージまたは 1 つのパッケージの複数要素 (タスク、変換元、変換、または変換先) が、AdventureWorks2008R2 の Customer テーブルにアクセスする場合、AdventureWorks2008R2 への接続を提供するデータ ソースを作成して、Customer テーブルのみを含むデータ ソース ビューを作成し、次にそのデータ ソース ビューをすべてのパッケージとタスクで使用できます。

Integration Services は、データ ソースと、データ ソースを参照する接続マネージャー間を同期します。これにより、接続の管理が容易になります。たとえば、データ ソース内の接続文字列が変更されると、そのデータ ソースを参照する各接続マネージャーの接続文字列も更新されます。

注意

同期は 1 つのプロジェクト内でのみ発生します。複数のプロジェクトが含まれるソリューションには及びません。

データ ソースとデータ ソース ビューは、メタデータをキャッシュします。メタデータをキャッシュすることにより、基になるデータ ストアに接続せずに、データ ソースとデータ ソース ビューを編集および拡張できます。メタデータには、テーブル、列属性、およびテーブル間の外部キー リレーションシップに関する情報が含まれます。たとえば、データ ソース ビュー デザイナーでデータ ソース ビューを開き、テーブル間の新しいリレーションシップを作成できます。

パッケージをプログラムによって作成する場合、データ ソースおよびデータ ソース ビューは使用しません。代わりに接続マネージャーを作成してプロパティを設定します。

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