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DrilldownLevelTop (MDX)

セットの最上位メンバーを、指定されたレベルから 1 レベル下にドリル ダウンします。

構文

DrilldownLevelTop(<set_expression>, <count> [,[<level_expression>] [,[<numeric_expression>][,INCLUDE_CALC_MEMBERS]]])

引数

  • Set_Expression
    セットを返す有効な多次元式 (MDX) 式です。

  • Count
    返す組の数を指定する有効な数値式です。

  • Level_Expression
    レベルを返す有効な多次元式 (MDX) 式です。

  • Numeric_Expression
    有効な数値式です。通常は、数値を返すセル座標の多次元式 (MDX) 式です。

  • INCLUDE_CALC_MEMBERS
    計算されるメンバーがドリルダウン結果に含まれるようにするキーワードです。

説明

数値式が指定されている場合、DrilldownLevelTop 関数は、指定セット内の各メンバーの子を、子メンバーのセットに対して評価された数値式の値に基づいて、降順で並べ替えます。数値式が指定されていない場合、指定されたセット内の各メンバーの子を、クエリ コンテキストから判別した子メンバーのセットが表すセルの値に基づいて、降順で並べ替えます。

並べ替えの後に、DrilldownLevelTop 関数は、親メンバーおよび値の大きい方から Count で指定されている数の子メンバーを含むセットを返します。

DrilldownLevelTop 関数は、DrilldownLevel 関数とよく似ていますが、DrilldownLevelTop 関数は、指定レベルにある各メンバーのすべての子メンバーではなく、最大のものから指定数だけの子メンバーを返します。

XMLA プロパティの MdpropMdxDrillFunctions にクエリを実行すると、サーバーがドリル関数に提供するサポート レベルを確認できます。詳細については、「サポートされる XMLA プロパティ (XMLA)」を参照してください。