初期スナップショットを作成および適用する方法 (SQL Server Management Studio)
既定では、SQL Server エージェントが実行されている場合、パブリケーションの新規作成ウィザードでパブリケーションが作成された直後に、スナップショット エージェントによってスナップショットが生成されます。既定では、スナップショットはディストリビューション エージェント (スナップショット レプリケーションおよびトランザクション レプリケーションの場合) またはマージ エージェント (マージ サブスクリプションの場合) によって、すべてのサブスクリプションに対して適用されます。スナップショットは、Microsoft SQL Server Management Studio およびレプリケーション モニタを使用して生成することもできます。レプリケーション モニタの起動の詳細については、「レプリケーション モニタを起動する方法 (レプリケーション モニタ)」を参照してください。
パラメータ化されたフィルタを使用するマージ パブリケーションでは、2 つの部分から成るスナップショットが必要です。詳細については、「パラメータ化されたフィルタを使用してマージ パブリケーションのスナップショットを作成する方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。
Management Studio でスナップショットを作成するには
Management Studio でパブリッシャに接続し、サーバー ノードを展開します。
[レプリケーション] フォルダを展開し、[ローカル パブリケーション] フォルダを展開します。
スナップショットを作成するパブリケーションを右クリックして、[スナップショット エージェントの状態の表示] をクリックします。
[スナップショット エージェントの状態の表示 - <Publication>] ダイアログ ボックスで [開始] をクリックします。
スナップショット エージェントによるスナップショットの生成が完了すると、"[100%] 17 個のアーティクルのスナップショットが生成されました。" などのメッセージが表示されます。
レプリケーション モニタでスナップショットを作成するには
レプリケーション モニタの左ペインでパブリッシャ グループを展開し、パブリッシャを展開します。
スナップショットを生成するパブリケーションを右クリックして、[スナップショットの生成] をクリックします。
スナップショット エージェントの状態を表示するには、[エージェント] タブをクリックします。詳細情報については、グリッドでスナップショット エージェントを右クリックし、[詳細表示] をクリックしてください。
スナップショットを適用するには
生成したスナップショットは、ディストリビューション エージェントまたはマージ エージェントによるサブスクリプションの同期によって適用されます。
エージェントを連続して実行するように設定している場合 (トランザクション レプリケーションの既定の動作)、スナップショットは生成後に自動的に適用されます。
スケジュールに基づいてエージェントを実行するように設定している場合、スナップショットは、スケジュールによる次回のエージェント実行時に適用されます。
要求時にエージェントを実行するように設定している場合、スナップショットは、次回のエージェント実行時に適用されます。
サブスクリプションの同期の詳細については、「プッシュ サブスクリプションの同期をとる方法 (SQL Server Management Studio)」および「プル サブスクリプションの同期をとる方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。