Command パラメーターの使用
rs:Command パラメーターを URL に含めることができます。そのパラメーターの値によって、クライアントによるレポート サーバーへの要求の種類が決まります。次の表は、Command パラメーターによってサポートされる値を示します。
Command の値 |
説明 |
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GetComponentDefinition |
パブリッシュ済みレポート アイテムに関連付けられた XML 定義を表示します。この値を使用するには、パブリッシュ済みレポート アイテムに対する Read Contents 権限が必要です。この値の使用は、Web サービスの GetItemDefinition の直接呼び出しと同じです。 |
GetDataSourceContents |
指定した共有データ ソースのプロパティを表示します。そのプロパティは XML で表示されます。この値の使用は、Web サービスの GetDataSourceContents の直接呼び出しと同じです。 |
GetResourceContents |
リソースを HTML ページに表示します。この値の使用は、Web サービスの GetItemDefinition の直接呼び出しと同じです。 |
GetSharedDatasetDefinition |
共有データセットに関連付けられた XML 定義を表示します。この値を使用するには、共有データセットに対する Read Report Definition 権限が必要です。この値の使用は、Web サービスの GetItemDefinition の直接呼び出しと同じです。 |
ListChildren |
URL に渡したアイテムの子を表示します。子アイテムは、汎用アイテム ナビゲーション ページに表示されます。この値の使用は、ListChildren メソッドの呼び出しと同じです。 |
Render |
指定したレポートを表示します。この値の使用は、Render メソッドの呼び出しと同じです。 |
注 |
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URL に含めることができる Command パラメーターは 1 つだけです。URL に複数の Command パラメーターを含めると、エラーが返されます。Command パラメーターを値なしで URL に指定した場合、Command パラメーターは無視されます。 |
使用例
次の例では、Samples フォルダーのすべての子アイテムを表示するために使用できる汎用アイテム ナビゲーション ページを生成します。
http://<Server Name>/reportserver?/SampleReports&rs:Command=ListChildren