モデル デザイナーを使用してレポート モデルを作成する方法
モデル デザイナーを使用すると、SQL Server データベースまたは Oracle データベースからモデルを生成できます。まず、Business Intelligence Development Studio でレポート モデル プロジェクトを作成します。次に、データ ソース ファイルとデータ ソース ビュー ファイルを作成します。最後に、セマンティック モデル ファイルを作成します。
レポート モデル プロジェクトを作成するには
[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft SQL Server 2008 R2] の順にポイントして、[Business Intelligence Development Studio] をクリックします。
[ファイル] メニューの [新規作成] をポイントし、[プロジェクト] をクリックします。
[プロジェクトの種類] ボックスの一覧で、[ビジネス インテリジェンス プロジェクト] をクリックします。
[テンプレート] ボックスの一覧で、[レポート モデル プロジェクト] をクリックします。
プロジェクトの名前と場所を入力するか、[参照] をクリックして場所を選択します。
[OK] をクリックします。
新しいプロジェクトが [ソリューション エクスプローラー] ウィンドウに表示されます。
データ ソースを作成するには
ソリューション エクスプローラーで、[データ ソース] フォルダーを右クリックし、[新しいデータ ソースの追加] をクリックします。
データ ソース ウィザードが表示されます。
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注または、まずレポート モデル ウィザードを起動し、レポート モデルを作成していく中で、データ ソースとデータ ソース ビュー ファイルを作成することもできます。
[データ ソース ウィザードへようこそ] ページで、[次へ] をクリックします。
[接続の定義方法を選択します] ページで、[既存の接続または新しい接続に基づいてデータ ソースを作成する] をクリックし、次に [新規作成] をクリックします。
[サーバー名] で、接続先のサーバー名を選択します。
レポート ビルダーのユーザーがデータベースに接続するために使用する接続方法を選択します。
Windows 認証 : オペレーティング システムで SQL Server ユーザーを認証する場合には、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、SQL Server は、パスワードの暗号化などの Windows のセキュリティ機能を使用してユーザーを認証します。このオプションを選択することを強くお勧めします。
SQL Server 認証 : 管理者が作成した SQL Server ログイン アカウントをユーザーが使用する場合には、このオプションを選択します。ユーザーは、正しい SQL Server ログイン名とパスワードを入力する必要があります。
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注意できるだけ Windows 認証を使用してください。
[データベース名の選択または入力] ボックスの一覧から、使用するデータベース名を選択します。
接続を確認するには、[接続テスト] をクリックします。
[OK] をクリックし、再度 [OK] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
[ウィザードの完了] ページで、既定のデータ ソース名が [データ ソース名] ボックスに表示されます。別の名前を入力するか、既定の名前を使用します。既定の名前は、接続で使用するデータベース名になっています。
ウィザードを完了するには、[完了] をクリックします。
[ソリューション エクスプローラー] の [データ ソース] フォルダーに、新しいデータ ソースが表示されます。
データ ソース ビューを作成するには
ソリューション エクスプローラーで、[データ ソース ビュー] フォルダーを右クリックし、[新しいデータ ソース ビューの追加] をクリックします。
[データ ソース ビュー ウィザードへようこそ] ページで、[次へ] をクリックします。
[データ ソースの選択] ページで、[リレーショナル データ ソース] ボックスの一覧からデータ ソースを選択します。一覧にデータ ソースが表示されていない場合は、[新しいデータ ソース] ボタンをクリックしてデータ ソースを作成する必要があります。
重要Oracle モデルのデータ ソース ビューを作成する場合は、データ ソース ビュー ウィザードの [データ ソースの選択] ページの [詳細設定] ボタンをクリックし、[データ ソース ビューの詳細オプション] ダイアログ ボックスで、データベース オブジェクトをフィルター処理するためのスキーマ名を選択します。次に、モデルに追加するデータベース オブジェクトを選択します。
[次へ] をクリックします。
[テーブルとビューの選択] ページで、セマンティック モデルに含めるテーブルとビューを選択し、矢印ボタンをクリックして、[使用できるオブジェクト] ボックスの一覧から [含まれているオブジェクト] ボックスの一覧にオブジェクトを移動します。
重要Oracle ベースのレポート モデルを作成する場合は、レポート モデルに追加するテーブルおよびビューを選択するときに [関連テーブルの追加] ボタンをクリックしないでください。このボタンをクリックした場合、データ ソース ビュー (.DSV) ファイルは生成されません。
[次へ] をクリックします。
[ウィザードの完了] ページに、既定のデータ ソース ビュー名が表示されます。別の名前を入力するか、既定の名前を使用します。既定の名前は、データ ソース ビューを作成するデータ ソースの名前になっています。
ウィザードを完了するには、[完了] をクリックします。
[ソリューション エクスプローラー] の [データ ソース ビュー] フォルダーに、新しいデータ ソース ビューが表示されます。
レポート モデルを作成するには
ソリューション エクスプローラーで、[レポート モデル] フォルダーを右クリックし、[新しいレポート モデルの追加] をクリックします。
[レポート モデル ウィザードへようこそ] ページで、[次へ] をクリックします。
[データ ソース ビューの選択] ページで、レポートで使用するデータ ソース ビューを選択し、[OK] をクリックします。一覧にデータ ソース ビューが表示されていない場合は、[新しいデータ ソース ビュー] ボタンをクリックしてデータ ソース ビューを作成する必要があります。
[レポート モデル生成ルールの選択] ページで、モデルに適用するルールを選択し、使用するモデル言語を選択した後、[次へ] をクリックします。
注英語以外の環境で英語の文字列が表示される場合は、適切な .NET Framework 言語パックをインストールする必要があります。
[モデルの統計の収集] ページで、[生成の前にモデルの統計を更新する] が選択されていることを確認します。レポート モデル ウィザードでは、レポート モデルを作成するために、データ ソースに関する基本的な統計情報を、モデルを作成する前に収集する必要があります。
注データ ソースまたはデータ ソース ビューを変更していない場合には、次回モデルを更新する際に、[データ ソース ビューに格納されている現在のモデルの統計を使用する] オプションを選択することができます。
[次へ] をクリックします。
[ウィザードの完了] ページで、レポート モデルの名前を入力し、[実行] をクリックします。
[完了] をクリックします。
レポート モデルの内容が表示されます。