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PublicationAttributes 列挙体

サポートされているパブリケーション プロパティを列挙します。

この列挙体には、メンバー値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性が含まれています。

名前空間:  Microsoft.SqlServer.Replication
アセンブリ:  Microsoft.SqlServer.Rmo (Microsoft.SqlServer.Rmo.dll)

構文

'宣言
<FlagsAttribute> _
Public Enumeration PublicationAttributes
'使用
Dim instance As PublicationAttributes
[FlagsAttribute]
public enum PublicationAttributes
[FlagsAttribute]
public enum class PublicationAttributes
[<FlagsAttribute>]
type PublicationAttributes
public enum PublicationAttributes

メンバー

メンバー名 説明
None Attributes からすべてのオプションを削除します。
AllowPush 同期エージェントをディストリビュータで実行するサブスクリプション (プッシュ サブスクリプション) がサポートされます。
AllowPull 同期エージェントをサブスクライバで実行するサブスクリプション (プル サブスクリプション) がサポートされます。SQL Server Compact 3.5 SP2 のサブスクライバをサポートするために必要です。
AllowAnonymous パブリケーションには、匿名サブスクリプションがサブスクライブできます。パブリッシャ側でサブスクリプションを登録せずにサブスクリプションを作成する場合、匿名サブスクリプションは必須です。これは、サブスクリプションの構成中にパブリッシャへ SQL Server 接続を確立できない場合に対応するためです。
InternetEnabled パブリケーションはインターネット経由で同期することが可能で、ファイル転送プロトコル (FTP) を使ってサブスクライバにスナップショット ファイルを転送することができます。詳細については、「インターネット経由のレプリケーションの実装」を参照してください。
ImmediateSync スナップショット エージェントが起動するたびにパブリケーションの同期ファイルが再作成されます。サブスクリプションが作成される前にスナップショット エージェントが完了していれば、サブスクライバでは直ちに同期ファイルを取得できます。新しいサブスクリプションは、最近実行されたスナップショット エージェントによって生成された最新の同期ファイルを取得します。ImmediateSync を設定する際には、IndependentAgent も設定する必要があります。
IndependentAgent 各サブスクリプションは、パブリッシャと同期する際、自身のレプリケーション エージェント インスタンスを使用します。このオプションを設定すると待機時間が短くなるため、トランザクション パブリケーションでは既定で設定されます。マージ レプリケーションでは、常に独立したエージェントが使用されます。
SnapshotInDefaultFolder パブリケーションのスナップショット ファイルは、既定のフォルダに格納されます。SnapshotInDefaultFolder を指定しない場合は、AltSnapshotFolder を使用して、スナップショット ファイルの代替場所を指定する必要があります。
CompressSnapshot スナップショット ファイルは CAB 形式に圧縮されます。2 GB を超えるスナップショット ファイルは圧縮できません。SQL Server Compact 3.5 SP2 サブスクライバではサポートされません。
AllowSubscriptionCopy 新しいサブスクリプションを作成するために、パブリケーションにサブスクライブするデータベースをコピーしてアタッチすることができます。アタッチ可能なサブスクリプションは推奨されません。
AllowSynchronousTransactions 即時更新サブスクリプションがトランザクション パブリケーションでサポートされます。トランザクション パブリケーションでのみサポートされています。
AutomaticGenerateSyncProcedures 更新サブスクリプションがトランザクション パブリケーションに同期させるために使用するストアド プロシージャは、自動的に生成されます。トランザクション パブリケーションでのみサポートされています。
CentralizedConflicts 競合レコードはパブリッシャ側に保存されます。マージ パブリケーションでのみサポートされています。
EnabledForActiveDirectory
AllowQueuedTransactions キュー更新サブスクリプションがトランザクション パブリケーションでサポートされます。トランザクション パブリケーションでのみサポートされています。
AllowDtsTransformation この機能は、Microsoft SQL Server の将来のバージョンで削除されます。新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションはできるだけ早く修正してください。
DynamicFilters パラメータ化された行フィルタがマージ パブリケーションでサポートされます。マージ パブリケーションでのみサポートされています。
KeepPartitionChanges 事前計算済みパーティションが使用できない場合は、パーティション変更の最適化が使用されます。PartitionGroupsOptionTrue の場合は、KeepPartitionChanges を指定しないでください。詳細については、「事前計算済みパーティションによるパラメータ化されたフィルタのパフォーマンス最適化」を参照してください。
AllowSyncToAlternate サブスクライバは、マージ パブリケーションに対するサブスクリプションを、サブスクリプション元のパブリッシャ以外のサーバーに同期させることができます。マージ パブリケーションでのみサポートされています。この機能は今後のリリースで削除される予定であり、使用は推奨されません。SQL Server Compact 3.5 SP2 サブスクライバではサポートされません。
AllowSubscriberInitiatedSnapshot マージ パブリケーションにパラメータ化フィルタが設定されている場合、サブスクライバは、自身のデータ パーティションのフィルタ選択されたスナップショットを生成するためのスナップショット処理を開始できます。マージ パブリケーションでのみサポートされています。
AllowWebSynchronization サブスクライバは、HTTPS プロトコルを使用して、インターネット経由でサブスクリプションを同期させることができます。マージ パブリケーションでのみサポートされています。SQL Server 2005 でのみ使用できます。SQL Server Compact 3.5 SP2 のサブスクライバをサポートするために必要です。詳細については、「マージ レプリケーションの Web 同期」を参照してください。
AllowInitializationFromBackup サブスクライバは、パブリケーションに対するサブスクリプションを、初期スナップショットではなくバックアップから初期化することができます。トランザクション レプリケーションまたはスナップショット レプリケーションでのみサポートされています。
EnabledForPeerToPeer ピア ツー ピア トランザクション レプリケーションがサポートされます。トランザクション パブリケーションでのみサポートされています。SQL Server 2005 とそれ以降のバージョンでのみ使用できます。

EnabledForPeerToPeer を設定する際には、以下の制限があります。

  • TypeTransactional に設定されていること。

  • ConflictPolicy は null Nothing nullptr unit NULL 参照 (Visual Basic では Nothing) である必要があります。

  • 次のオプションが設定されていること。

    • AllowInitializationFromBackup

    • IndependentAgent

  • 次のオプションは設定できません。

    • AllowAnonymous

    • AllowDtsTransformation

    • AllowQueuedTransactions

    • AllowSynchronousTransactions

AllowPartitionRealignment 削除がサブスクライバに送られるのは、パブリッシャ上で行を変更したことでパーティションが変更となり、かつパブリケーションがパラメータ化されたフィルタを使用している場合です。マージ パブリケーションでのみサポートされています。
注意
この属性が有効でない場合、サブスクライバのデータは古いパーティションのデータのままになります。パブリッシャ側でこのデータに加えられた変更はこのサブスクライバにレプリケートされませんが、サブスクライバ側で行われた変更はパブリッシャにレプリケートされます。したがって、古いパーティションのデータは読み取り専用データとして扱う必要があります。
DecentralizedConflicts 競合レコードはサブスクライバ側に保存されます。マージ パブリケーションでのみサポートされています。SQL Server Compact 3.5 SP2 サブスクライバではサポートされません。
EnabledForHeterogeneousSubscribers SQL Server 以外のサブスクライバがサポートされます。トランザクション パブリケーションおよびスナップショット パブリケーションに対してのみ使用できます。SQL Server 2005 とそれ以降のバージョンでのみ使用できます。

EnabledForHeterogeneousSubscribers を設定する際には、以下の制限があります。

説明

PublicationAttributes 列挙は、列挙値のビット演算の組み合わせを許可する FlagsAttribute オプションをサポートします。

この名前空間、クラス、またはメンバは、.NET Framework 2.0 でのみサポートされています。