レポート マネージャーを使用したレポートの検索と表示
レポート マネージャーは、レポートの表示機能および管理機能を備えた Web ベースのツールです。これは、レポート サーバー インストールの一部です。レポート マネージャーを開くとき、ブラウザー ウィンドウにレポート マネージャーの URL を入力します。レポート マネージャーを開くには、Microsoft Internet Explorer 6.0 以降を使用する必要があります。レポート サーバーに構成されているレポート マネージャーの URL の詳細については、「レポート サーバーの URL の構成」を参照してください。
レポート サーバーに対する権限によって、レポート マネージャーの使用方法が決まります。権限はロールの割り当てによって与えられます。レポートを検索および表示するには、ロールの割り当てに "レポートの表示" タスクが含まれている必要があります。他のユーザーに対してレポートへの読み取り専用アクセスを構成するレポート サーバー管理者は、レポート マネージャーを使用して、アクセス権を必要とするすべてのユーザーおよびグループに必要なロールの割り当てを作成する必要があります。読み取り専用でレポートにアクセスできるようにするには、ユーザー アカウントまたはグループ アカウントに既定の閲覧者ロールを割り当てる方法が最も簡単です。ロールおよび権限の詳細については、「レポート サーバーへのユーザー アクセスを許可する方法 (レポート マネージャー)」および「チュートリアル : Reporting Services での権限の設定」を参照してください。
レポート サーバーでレポートを検索するには、名前または説明からレポートを検索するか、レポート サーバーのフォルダーを参照します。検索または参照できるのは、レポート サーバーにパブリッシュまたはアップロードされたレポートのみです。レポートの検索方法の詳細については、「レポートおよび他のアイテムの検索」を参照してください。
レポート マネージャーでのフォルダー階層の移動
実行するレポートを参照する場合は、[コンテンツ] ページを使用できます。このページは、レポート マネージャーを起動したとき、およびフォルダー階層内で任意のフォルダーを開いたときに自動的に表示されます。[コンテンツ] ページには、表示権限のあるアイテムだけが表示されます。フォルダー パスは、[コンテンツ] ページの上部にリンク行として表示されます。ルート フォルダー ([ホーム]) を先頭に、フォルダー名が順に一覧表示されます。各サブフォルダーを開くと、ページの最上部のフォルダー パスにフォルダー名が追加されます。レポートを開くと、レポートの名前もフォルダー パスに追加されます。
フォルダー ナビゲーション リンク
フォルダー階層内を移動するには、次の方法を使用します。
フォルダーのコンテンツを表示するには、[コンテンツ] ページでフォルダー名をクリックします。フォルダー ページが開き、フォルダーのコンテンツが表示されます。詳細については、「[コンテンツ] ページ (レポート マネージャー)」を参照してください。
下位の階層に移動するには、現在のフォルダーのサブフォルダーを開きます。フォルダーには、レポート、リソース、共有データ ソース アイテム、およびその他のフォルダーが格納されます。任意のフォルダーのアイコンをクリックするとそのフォルダーが開き、1 階層下位のコンテンツが表示されます。
上位の階層に移動するには、ページ最上部のリンク行で、表示したいコンテンツが保存されているフォルダーの名前をクリックします。
レポートの表示
レポートが見つかったら、レポート名をクリックしてそのレポートを開きます。レポートは、レポート マネージャーの [コンテンツ] ページに HTML 形式で表示されます。レポートは、ブラウザー セッションで常にキャッシュされます。したがって、レポートを開いた場合は、通常、[戻る] ボタンをクリックしてそのレポートに戻ることができます。これは、レポートの実行にユーザー名とパスワードが必要な場合にも当てはまります。表示されたレポートは、ブラウザーを閉じるまで完全には閉じられません。
フォルダー階層で表示されているすべてのレポートにすぐアクセスできるとは限りません。レポートによっては、ユーザー名とパスワードがユーザーに要求され、そのレポートのデータ ソースへのアクセス権がユーザーにあるかどうか、検証が行われるものもあります。レポート マネージャーでレポートを開く方法の詳細については、「レポートを開閉する方法 (レポート マネージャー)」を参照してください。