SQL Server Analysis Services のチュートリアル
Analysis Services のチュートリアルへようこそ。データ ウェアハウス開発者は、Business Intelligence Development Studio を使用して Analysis Services プロジェクトの開発と配置を行います。また、これらのプロジェクトからインスタンス化された Analysis Services データベースは SQL Server Management Studio を使用して管理します。このチュートリアルでは、架空の会社 Adventure Works Cycles の例を使用しながら、BI Development Studio で Analysis Services プロジェクトの開発と配置を行う方法を説明します。
学習する内容
このチュートリアルでは、次の内容を学習します。
BI Development Studio の Analysis Services プロジェクトにおいて、データ ソース、データ ソース ビュー、ディメンション、属性、属性リレーションシップ、階層、およびキューブを定義する方法
Analysis Services プロジェクトを Analysis Services のインスタンスに配置してキューブとディメンションのデータを表示する方法と、配置したオブジェクトを処理して、基になるデータ ソースからのデータをオブジェクトに格納する方法
Analysis Services プロジェクトのメジャー、ディメンション、階層、属性、メジャー グループを変更する方法と、変更した差分を開発サーバーの配置済みキューブに配置する方法
キューブ内で計算、主要業績評価指標 (KPI)、アクション、分析観点、翻訳、およびセキュリティ ロールを定義する方法
必要条件
このチュートリアルを完了するには、次のコンポーネント、サンプル、およびツールが必要です。
SQL Server データベース エンジン
Analysis Services
Business Intelligence Development Studio
AdventureWorks2008R2 DW2008 サンプル データベース
コンポーネント、サンプル、およびツールのインストール方法については、「SQL Server 2008 R2 のインストール」および「SQL Server のサンプルとサンプル データベースのインストールに関する注意点」を参照してください。
また、このチュートリアルを正常に完了するには、次の条件を満たす必要があります。
作業者が、Analysis Services コンピュータの Administrators ローカル グループのメンバであるか、Analysis Services インスタンスのサーバー ロールのメンバである。
作業者が、SQL Server AdventureWorks2008R2 DW データベースの読み取り権限を持っている。
内容
このチュートリアルは、次の 10 のレッスンで構成されています。
レッスン 1 : Analysis Services プロジェクト内でのデータ ソース ビューの定義
このレッスンでは、BI Development Studio を使用し、データ ソース ビューを Analysis Services プロジェクトに定義します。レッスン 2 : キューブの定義と配置
このレッスンでは、キューブ ウィザードを使用して、キューブとそのディメンションを定義します。また、定義したキューブを Analysis Services のローカル インスタンスに配置します。レッスン 3 : メジャー、属性、および階層の修正
このレッスンでは、キューブの使いやすさを向上させ、必要に応じてキューブとそのディメンションを処理しながら、関連する変更の差分を配置します。レッスン 4 : 高度な属性およびディメンションのプロパティの定義
このレッスンでは、参照ディメンション リレーションシップを定義します。また、複合キーを使用して属性のメンバを並べ替え、カスタム エラー処理を定義します。レッスン 5 : ディメンションおよびメジャー グループ間のリレーションシップの定義
このレッスンでは、逆ディメンションのファクト リレーションシップを定義し、多対多のリレーションシップを定義します。レッスン 6 : 計算の定義
このレッスンでは、計算されたメンバ、名前付きセット、およびスクリプトを定義します。レッスン 7 : 主要業績評価指標 (KPI) の定義
このレッスンでは、主要業績評価指標 (KPI) を定義します。レッスン 8 : アクションの定義
このレッスンでは、アクションを定義します。レッスン 9 : 分析観点と翻訳の定義
このレッスンでは、キューブのビューおよびメタデータの変換を定義します。レッスン 10 : 管理ロールの定義
このレッスンでは、管理者とユーザーのロールを定義します。
重要 |
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チュートリアルを行うときは、ドキュメント ビューアのツール バーに [次のトピック] ボタンと [前のトピック] ボタンを追加することをお勧めします。詳細については、「ヘルプへの [次のトピック] ボタンと [前のトピック] ボタンの追加」を参照してください。 |