データ ソース ウィザードを使用してデータ ソースを定義する方法 (Analysis Services)
Business Intelligence Development Studio のデータソース ウィザードを使用すると、Microsoft Analysis Services のデータベースやプロジェクトで 1 つ以上のデータ ソースを定義できます。データ ソースは、新しいデータ ソースとして定義するか、既存の接続を基にするか、同じプロジェクトまたはソリューションの既存のオブジェクトを基にすることができます。
新しいデータ ソースを定義するには
Business Intelligence Development Studio で Analysis Services プロジェクトを開くか、またはデータ ソースを定義する Analysis Services データベースに接続します。
ソリューション エクスプローラで、[データ ソース] フォルダを右クリックし、[新しいデータ ソース] をクリックします。
データ ソース ウィザードが表示されます。
[データ ソース ウィザードへようこそ] ページで [次へ] をクリックします。
[接続の定義方法を選択します] ページで、[既存の接続または新しい接続に基づいてデータ ソースを作成する] が選択されていることを確認し、[新規作成] をクリックします。
[接続マネージャ] ダイアログ ボックスが表示されます。[プロバイダ] ボックスの一覧では [ネイティブ OLE DB\SQL Server Native Client] が選択されています。
既定のプロバイダを変更するには、プロバイダ一覧から別のプロバイダを選択します。
選択したプロバイダから要求される情報を入力して、基になるデータ ソースに接続します。[ネイティブ OLE DB\SQL Server Native Client] プロバイダを選択した場合は、次の情報を入力します。
[サーバー名] ボックスにサーバーの名前を入力します。
ダイアログ ボックスの [サーバー ログオン] セクションで、このデータ ソースの認証の種類を指定します。
[データベース名の選択または入力] または [データベース ファイルの添付] を選択し、要求される情報を入力します。
ダイアログ ボックスの左側で、[すべて] をクリックして、このプロバイダの既定の設定をはじめとする、この接続の設定をすべて表示します。
使用環境に応じて設定を変更し、[OK] をクリックします。
データ ソース ウィザードの [接続の定義方法を選択します] ページにある [データ接続] ペインに新しい接続が表示されます。
[次へ] をクリックします。
[権限借用情報] ページが表示されます。
データ ソースの用途に適したオプションをクリックします。たとえば、OLAP 処理に使用するデータ ソースの場合は、通常 [特定のユーザー名とパスワードを使用する] をクリックします。データ マイニング クエリに使用するデータ ソースの場合は、[現在のユーザーの資格情報を使用する] または [特定のユーザー名とパスワードを使用する] をクリックします。[既定] をクリックすると、データベースの既定の権限借用設定 (サービス アカウントの使用) が使用されます。既定のデータベース設定の詳細については、「データベースのプロパティ (Analysis Services - 多次元データ)」を参照してください。
[次へ] をクリックします。
[ウィザードの完了] ページが表示され、既定のデータ ソース名が [データ ソース名] ボックスに表示されます。別の名前を入力するか、既定の名前を使用します。既定の名前は、接続で使用されるデータベースまたはデータベース ファイルの名前です。この新しいデータ ソースの接続文字列が [プレビュー] ペインに表示されます。
[完了] をクリックします。
ソリューション エクスプローラの [データ ソース] フォルダに、新しいデータ ソースが表示されます。
既存の接続に基づいてデータ ソースを定義するには
Business Intelligence Development Studio で Analysis Services プロジェクトを開くか、またはデータ ソースを定義する Analysis Services データベースに接続します。
ソリューション エクスプローラで、[データ ソース] フォルダを右クリックし、[新しいデータ ソース] をクリックします。
データ ソース ウィザードが表示されます。
[データ ソース ウィザードへようこそ] ページで [次へ] をクリックします。
[接続の定義方法を選択します] ページで、[既存の接続または新しい接続に基づいてデータ ソースを作成する] が選択されていることを確認します。
[データ接続] ペインでデータ接続をクリックし、[次へ] をクリックします。
[権限借用情報] ページが表示されます。
データ ソースの用途に適したオプションをクリックします。たとえば、OLAP 処理に使用するデータ ソースの場合は、通常 [特定のユーザー名とパスワードを使用する] をクリックします。データ マイニング クエリに使用するデータ ソースの場合は、[現在のユーザーの資格情報を使用する] または [特定のユーザー名とパスワードを使用する] をクリックします。[既定] をクリックすると、データベースの既定の権限借用設定 (サービス アカウントの使用) が使用されます。既定のデータベース設定の詳細については、「データベースのプロパティ (Analysis Services - 多次元データ)」を参照してください。
[次へ] をクリックします。
[ウィザードの完了] ページが表示され、既定のデータ ソース名が [データ ソース名] ボックスに表示されます。別の名前を入力するか、既定の名前を使用します。既定の名前は、接続で使用されるデータベースまたはデータベース ファイルの名前です。この新しいデータ ソースの接続文字列が [プレビュー] ペインに表示されます。
[完了] をクリックします。
ソリューション エクスプローラの [データ ソース] フォルダに、新しいデータ ソースが表示されます。
ソリューションの既存のデータ ソースに基づいてデータ ソースを定義するには
Business Intelligence Development Studio で、データ ソースを作成する Analysis Services プロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラで、[データ ソース] フォルダを右クリックし、[新しいデータ ソース] をクリックします。
データ ソース ウィザードが表示されます。
[データ ソース ウィザードへようこそ] ページで [次へ] をクリックします。
[接続の定義方法を選択します] ページで、[別のオブジェクトに基づいてデータ ソースを作成する] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[既存のオブジェクトのデータ ソース] ページが表示されます。
[ソリューションの既存のデータ ソースに基づいてデータ ソースを作成する] を選択します。[データ ソース] ボックスの一覧で、新しいデータ ソースを同期するデータ ソースを選択します。
[次へ] をクリックします。
[権限借用情報] ページが表示されます。
データ ソースに適したオプションをクリックします。たとえば、OLAP 処理に使用するデータ ソースの場合は、通常 [特定のユーザー名とパスワードを使用する] をクリックします。データ マイニング クエリに使用するデータ ソースの場合は、[現在のユーザーの資格情報を使用する] または [特定のユーザー名とパスワードを使用する] をクリックします。[既定] をクリックすると、データベースの既定の権限借用設定 (サービス アカウントの使用) が使用されます。既定のデータベース設定の詳細については、「データベースのプロパティ (Analysis Services - 多次元データ)」を参照してください。
[次へ] をクリックします。
[ウィザードの完了] ページが表示され、既定のデータ ソース名が [データ ソース名] ボックスに表示されます。別の名前を入力するか、既定の名前を使用します。既定の名前は、接続で使用するデータベースまたはデータベース ファイルの名前です。この新しいデータ ソースの接続文字列が [プレビュー] ペインに表示されます。
[完了] をクリックします。
ソリューション エクスプローラの [データ ソース] フォルダに、新しいデータ ソースが表示されます。
ソリューション エクスプローラで、[データ ソース] フォルダ内のデータ ソースをダブルクリックします。
[ソリューションで別のオブジェクトへの参照を管理する] チェック ボックスがオンになっています。また、[接続文字列] テキスト ボックスの内容は淡色表示になっていますが、この文字列は元のデータ ソースと同じであることがわかります。接続文字列のプロパティは元のデータ ソースでしか編集できません。
[キャンセル] をクリックします。
ソリューションの Analysis Services プロジェクトに基づいてデータ ソースを定義するには
Business Intelligence Development Studio で、データ ソースを作成する Analysis Services プロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラで、[データ ソース] フォルダを右クリックし、[新しいデータ ソース] をクリックします。
データ ソース ウィザードが表示されます。
[データ ソース ウィザードへようこそ] ページで [次へ] をクリックします。
[接続の定義方法を選択します] ページで、[別のオブジェクトに基づいてデータ ソースを作成する] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[既存のオブジェクトのデータ ソース] ページが表示されます。
[Analysis Services プロジェクトに基づいてデータ ソースを作成する] を選択し、[プロジェクト] ボックスの一覧で、新しいデータ ソースを同期するプロジェクトを選択します。
[次へ] をクリックします。
[権限借用情報] ページが表示されます。
データ ソースの用途に適したオプションをクリックします。たとえば、OLAP 処理に使用するデータ ソースの場合は、通常 [特定のユーザー名とパスワードを使用する] をクリックします。データ マイニング クエリに使用するデータ ソースの場合は、[現在のユーザーの資格情報を使用する] または [特定のユーザー名とパスワードを使用する] をクリックします。[既定] をクリックすると、データベースの既定の権限借用設定 (サービス アカウントの使用) が使用されます。
[次へ] をクリックします。
[ウィザードの完了] ページが表示され、既定のデータ ソース名が [データ ソース名] ボックスに表示されます。別の名前を入力するか、既定の名前を使用します。既定の名前は、接続で使用するデータベースまたはデータベース ファイルの名前です。この新しいデータ ソースの接続文字列が [プレビュー] ペインに表示されます。
[完了] をクリックします。
ソリューション エクスプローラの [データ ソース] フォルダに、新しいデータ ソースが表示されます。
ソリューション エクスプローラで、[データ ソース] フォルダ内のデータ ソースをダブルクリックします。
[ソリューションで別のオブジェクトへの参照を管理する] チェック ボックスがオンになっています。また、[接続文字列] テキスト ボックスの内容は淡色表示になっていますが、MSOLAP.3 プロバイダが使用され、その Data Source プロパティと Initial Catalog プロパティがソース プロジェクトの TargetServer プロパティと TargetDatabase プロパティから取得されていることがわかります。接続文字列のプロパティは元のデータ ソース (この場合は、ソース プロジェクトの TargetServer プロパティと TargetDatabase プロパティ) でしか編集できません。
[キャンセル] をクリックします。