属性リレーションシップのプロパティの構成
次の表で、属性リレーションシップのプロパティの一覧およびその説明を示します。
プロパティ |
説明 |
---|---|
Attribute |
属性の名前を示します。 |
Cardinality |
リレーションシップの基数を示します。値は、多対一リレーションシップの場合は Many、一対一リレーションシップの場合は One です。既定値は Many です。Microsoft SQL Server Analysis Services では、Cardinality プロパティには効力がありません。このプロパティの使用は、将来の実装に向けて予約されています。 |
Name |
属性のよく似た名前を示します。 |
RelationshipType |
メンバのリレーションシップが時間を経て変化するかどうかを示します。値が Rigid の場合、メンバ間のリレーションシップが時間を経て変化しないことを意味し、値が Flexible の場合は、メンバ間のリレーションシップが時間を経て変化することを意味します。既定では Flexible です。リレーションシップを Flexible に定義すると、集計は削除され、増分更新の一部として再計算されます (新しいメンバだけが追加された場合、集計は削除されません)。リレーションシップを Rigid に定義すると、Analysis Services ではディメンションが増分更新されたときの集計が維持されます。Rigid に定義されているリレーションシップが実際に変化した場合、Analysis Services では増分処理時にエラーが生成されます。適切なリレーションシップとリレーションシップのプロパティを指定すると、クエリ パフォーマンスと処理パフォーマンスが向上します。 |
Visible |
属性リレーションシップの表示を決めます。値は True または False です。既定では True です。 |